楽天モバイル、MNOとして提供する楽天回線を4月に商用化
- 2020年01月23日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として提供する楽天回線を2020年4月に商用化すると正式に明らかにした。
これまでより、Rakuten Mobileは2020年4月に楽天回線を商用化する意向を明らかにしていたが、2020年1月23日に開催した記者会見で正式に表明した。
完全仮想化クラウドネットワークを導入して設備投資や運用コストを抑えられるため、低廉な料金でサービスを提供できるという。
Rakuten Mobileは楽天回線の正式な商用化に先立ち、2019年10月より無料サポータープログラムを実施して楽天回線を試験的に無料で提供している。
無料サポータープログラムの対象は東京都特別区(東京23区)、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、愛知県名古屋市に居住する満18歳以上の5,000人に限定していたが、2020年1月23日からは2次募集を開始しており、対象を東京都特別区、大阪市、神戸市、名古屋市に居住する満18歳以上の最大20,000人に拡大する。
無料サポータープログラムを通じてより多くの意見や要望を集め、楽天回線の商用化に向けた準備を加速する方針という。
なお、楽天回線はRakuten Mobileが基地局の整備を行う。
2020年1月時点で3,000局以上の基地局を屋外に開設しており、基地局の開設数は2020年3月までの認定計画値を上回ると見込んでいる。
通信方式および周波数はLTE (FDD)方式の1.8GHz帯(Band 3)を使用し、帯域幅は20MHz幅*2または5MHz幅*2で運用する。
帯域幅が20MHz幅*2であれば下りは256QAMおよび4×4 MIMO、上りは64QAMに対応した端末で通信速度が下り最大400Mbps/上り最大75Mbpsとなる。
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