HyperEngineゲーム技術を搭載したMediaTek Helio G80を発表
- 2020年03月19日
- その他モバイル端末
台湾のMediaTek (聯発科技)は携帯端末向けチップセット「MediaTek Helio G80」を発表した。
ゲーミングに最適化するためMediaTek HyperEngine Game Technologyを搭載したチップセットである。
プロセスルールは12nm FinFETプロセスを採用する。
CPUは64bit対応でオクタコアとなり、デュアルコアのARM Cortex-A75とヘキサコアのARM Cortex-A55で構成される。
動作周波数はARM Cortex-A75が最大2.0GHz、ARM Cortex-A55が最大1.8GHzとなっている。
GPUはARM Mali-G52 2EEMC2を搭載し、動作周波数は最大950MHzである。
ディスプレイの解像度は最大でFHD+(2520*1080)に対応する。
カメラの画素数は約1600万画素と約1600万画素のデュアルカメラに対応できるほか、シングルカメラでは最大で約4800万画素となる。
Bluetooth 5.0および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)を利用できる。
システムメモリは最大で8GBに対応する。
通信モデムが統合されており、対応する通信方式はLTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式である。
LTE DL Category 7およびLTE UL Category 13に対応し、通信速度は下り最大300Mbps/上り最大150Mbpsとなる。
下りはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)、上りはアップリンク・キャリアアグリゲーション(ULCA)および64QAMを利用できる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)、デュアルSIMデュアルVoLTE (双卡双VoLTE/DSDV)、eMBMS、High Power User Equipment (HPUE)、600MHz帯のBand 71にも対応する。
中価格帯のスマートフォンで採用される見込みで、2020年2月にインドで発表されるスマートフォンで採用することが決まっているという。
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