NTTドコモ向け5Gスマホと思われるLG OA2001がFCC通過、LG V60 ThinQか
- 2020年02月06日
- docomo-LG
NTT DOCOMO向けの韓国のLG Electronics製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「OA2001」が2020年2月5日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはZNFOA2001。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4)/ 850(B5)/700(B12/B13/B17) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯の無線LANを利用可能で、Wi-Fi 6にも対応すると考えられる。
OA2001は未発表端末のメーカー型番である。
メーカー型番の規則などからNTT DOCOMO向けとなる可能性が高い。
FCCでは様々な情報が公開されており、5G NRとの記載が見られるため、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応すると思われる。
また、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式はLTE DL Category 20およびLTE UL Category 13に対応するため、LTE方式の通信速度は下り最大2Gbps/上り最大150Mbpsとなる。
Wireless Power Consortiumが策定したQiに準拠する無線充電も利用できる。
オプション品としてDual Screenを用意しており、Dual Screenの型番はLM-V605Nとなっている。
韓国向けLG V50 ThinQ 5Gの型番がLM-V500Nで、Dual Screen for LG V50 ThinQ 5Gの型番がLM-V505Nであるため、OA2001が対応するDual ScreenはLG V60 ThinQ向けと予想できるほか、OA2001はLG V60 ThinQであることも予想できる。
なお、LG V60 ThinQは国や地域によってLG G9 ThinQとして展開するとの情報もある。
ラベルは電磁的表示の電子ラベルを採用しており、FCCでは電子ラベルとその表示方法が公開されている。
電子ラベルには特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)も確認できる。
NTT DOCOMOは2020年春に5Gサービスを商用化する計画で、5Gサービスの商用化に合わせて発売される可能性が高い。
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