楽天モバイルが愛媛県と高知県で基地局を開設、四国では初
- 2020年02月08日
- Rakuten-総合
移動体通信事業者(MNO)として新規参入するRakuten Mobile (楽天モバイル)は愛媛県と高知県で基地局を開設したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページではRakuten Mobileが開設した基地局数および設置場所を確認できる。
開設から電波利用ホームページで反映されるまで多少の時間を要する場合もあるが、Rakuten Mobileは2020年2月7日までに愛媛県松山市と高知県高知市で2局の基地局を開設した。
内訳は松山市が1局、高知市が1局である。
通信方式はLTE (FDD)方式の1.8GHz帯(Band 3)で、帯域幅は5MHz幅となっている。
Rakuten Mobileとしては四国総合通信局管内では初めての基地局の開設となる。
これまで、Rakuten Mobileは近畿総合通信局管内、関東総合通信局管内、東海総合通信局管内のいわゆる東名阪エリアで3,000局を超える基地局を開設してきたが、北陸総合通信局管内でも基地局を開設したことが分かっている。
すでに東名阪エリア以外でも日本各地で基地局の建設を進めている模様で、順次開局して電波利用ホームページにも反映されると思われる。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスを楽天回線と呼称している。
楽天回線は商用化に先立ち無料サポータープログラムとして対象者を限定して試験的に提供しており、2020年4月に商用化する計画という。
商用化に向けて日本各地で基地局を順次開局する見通し。
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