Galaxy S20+とGalaxy S20 Ultra、5G NRはサブ6とミリ波の両対応に

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韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が発表したスマートフォン「Samsung Galaxy S20+」および「Samsung Galaxy S20 Ultra」はサブ6GHz帯とミリ波(mmWave)の第5世代移動通信システム(5G)に対応することが分かった。

Samsung Galaxy S20+およびSamsung Galaxy S20 Ultraはいずれも5Gの通信方式として標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式に対応する。

3GPPではNR方式の周波数であるNR Bandはサブ6GHz帯のFR1とミリ波のFR2が定義されている。

Samsung Galaxy S20+およびSamsung Galaxy S20 Ultraは1台でFR1とFR2の両方に対応することが明らかにされている。

なお、Samsung Galaxy S20+およびSamsung Galaxy S20 Ultraには複数の型番が存在し、型番によってはFR1とFR2の片方のみに対応する場合がある。

Samsung Galaxy S20+およびSamsung Galaxy S20 Ultraと同時にSamsung Galaxy S20も発表されているが、Samsung Galaxy S20はFR1のみ対応する。

また、NR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成と、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成が規定されている。

Samsung Galaxy S20、Samsung Galaxy S20+、Samsung Galaxy S20 UltraではSA構成とNSA構成の両方を利用できることが分かっている。