LGエレクトロニクスが中国のスマホ市場に再参入か
- 2020年02月29日
- Android関連
韓国のLG Electronicsは中国のスマートフォン市場に再参入する見込みであることが分かった。
LG Electronicsは2016年4月11日に中国向けにLG G5を発表してからは中国向けにスマートフォンの新機種を投入しておらず、中国のスマートフォン市場からは撤退していた。
しかし、2020年2月14日付けで「LM-G850FMW」が中国の政府機関で電気通信分野の規制を担う工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)の認証を取得した。
通信方式はLTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式で認証を受けており、SIMカードはデュアルSIMに対応する。
LM-G850FMWは「LG G8X ThinQ」の型番のひとつである。
中国での発売に必要な中国当局の認証をLG G8X ThinQが取得したため、LG Electronicsは中国でLG G8X ThinQを発売する計画と考えられる。
なお、認証の申請者はLG Electronicsの子会社で中国のQingdao LG Inspur Digital Communications (青島楽金浪潮数字通信)で、製造者はLG Electronicsの子会社でベトナムのLG Electronics Vietnam Haiphongとなっている。
LG Electronicsは上位機種のスマートフォンは韓国の京畿道平沢市で運営する工場で製造してきたが、2019年中に平沢市の製造機能をベトナムのハイフォン市に移転した。
ハイフォン市の工場はLG Electronics Vietnam Haiphongが運営しており、LG G8X ThinQは中国向けもハイフォン市の工場で製造することが分かる。
中国向けにLG G8X ThinQを発表する時期は不明であるが、LG Electronicsとしては約4年ぶりに中国向けにスマートフォンの新機種を発表する見通し。
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