au 5Gの発表会を3月23日に開催
- 2020年03月17日
- KDDI-総合
KDDIはauの携帯電話サービスにおける第5世代移動通信システム(5G)に関する発表会を2020年3月23日に開催すると明らかにした。
報道関係者などに対して発表会の開催に関する案内を配信しており、2020年3月23日の10時よりUNLIMITED WORLD au 5Gと題してオンラインで発表会を開催する計画である。
au 5Gに関連した発表会となることが明確で、発表会ではau 5Gのサービスに関する詳細および対応機種などが発表される見込み。
これまでに公的な認証機関などで判明した情報から、au 5Gに対応したスマートフォンとしては少なくとも韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy S20 SCG01およびGalaxy S20+ SCG02、SHARP製のAQUOS R5G SHG01、Sony Mobile Communications製のXperia 1 II SOG01を準備中であることが判明している。
2020年3月23日にはこれらのスマートフォンが発表される可能性が高い。
KDDIは同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)と地域ごとに連携する1の者として総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より5G向け周波数の割当を受けている。
総務省からは5G向け周波数としてサブ6GHz帯では3.7GHz帯の隣接しない100MHz幅と100MHz幅、ミリ波(mmWave)では28GHz帯の400MHz幅の割当を受けており、総務省に提出した開設計画によると3.7GHz帯および28GHz帯を使用して2020年3月に5Gサービスの提供を開始する計画という。
そのため、開設計画に従って2020年3月中にau 5Gを商用化すると考えられる。
総務省が運用する電波利用ホームページを参照すると、すでにKDDIは日本各地で5Gの無線局免許を取得しているが、3.7GHz帯は低い帯域のみで無線局免許の交付を受けているため、au 5Gの商用化からしばらくは3.7GHz帯では高い帯域は使用しないと思われる。
5Gの通信方式は携帯電話事業者各社とも標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入することが決まっている。
au 5Gを商用化する当初のNR Bandは3.7GHz帯がFR1のn78、28GHz帯がFR2のn257となる見込み。
NR方式に対応した通信設備はSamsung Electronics、スウェーデンのEricsson、フィンランドのNokiaから調達する模様である。
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