NTTドコモ、5Gを3月25日に商用化
- 2020年03月18日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは2020年3月25日に5Gを商用化すると発表した。
NTT DOCOMOの携帯電話サービスで2020年3月25日より5Gの提供を開始する。
5Gは標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に準拠したサービスである。
5Gに対応した料金プランとして5Gギガホおよび5Gギガライトを用意し、5Gギガホに加入するとデータ量無制限キャンペーンを適用できる。
5Gの商用化に伴い2020年3月25日より5Gに対応したスマートフォンを順次発売する予定で、発売に先立ちNTT DOCOMOが運営するdocomo Online ShopやNTT DOCOMOの取扱店では事前予約も受け付けている。
NTT DOCOMOは総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より5G向け周波数としてサブ6GHz帯の3.7GHz帯と4.5GHz帯、ミリ波(mmWave)の28GHz帯の割当を受けた。
帯域幅は3.7GHz帯が100MHz幅、4.5GHz帯も100MHz幅、28GHz帯が400MHz幅で、NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn78、4.5GHz帯がFR1のn79、28GHz帯がFR2のn257となる。
まずは3.7GHz帯および4.5GHz帯で5Gサービスを商用化し、2020年6月以降に28GHz帯を追加する予定である。
通信速度は3.7GHz帯または4.5GHz帯で下り最大3.4Gbps/上り最大182Mbps、28GHz帯で下り最大4.1Gbps/上り最大480Mbpsに達する。
5Gの提供エリアは2020年3月末時点で日本全国の150ヶ所で整備し、2020年6月末には全都道府県で導入、2021年3月末には全政令指定都市で導入する計画を示している。
なお、NTT DOCOMOは2010年12月24日に第4世代移動通信システム(4G)を導入しており、4GのLTE方式に準拠したXiを2010年12月24日より提供している。
そのため、NTT DOCOMOとしては9年強ぶりに新世代の通信方式に準拠したサービスを導入することになる。
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