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エアースパン製の楽天モバイル向け5G基地局が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明などを通過した機器の情報が更新された。

米国のAirspan Networks製のNR基地局「Air5G RDU 46」が2020年2月19日付けでDSP Researchを通過したことが分かった。

工事設計認証番号は003-200004。

申請者はAirspan Networksのイスラエル法人であるAirspan Networks (Israel)で、特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の31に規定する特定無線設備である。

証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備は5G-NR(28GHz帯)用基地局に該当するため、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式の基地局と分かる。

周波数は27000~27400MHzで認証を受けている。

総務省がRakuten Mobileに対して割当を実施した28GHz帯の周波数と完全に一致するため、Rakuten Mobile向けの基地局と断定できる。

これまでに、Airspan NetworksはRakuten Mobileに対して28GHz帯の5Gに対応した基地局を供給することが分かっている。

Rakuten Mobileは5G向けの周波数としてサブ6GHz帯の3.7GHz帯およびミリ波(mmWave)の28GHz帯の割当を受けており、総務省に提出した開設計画によると2020年6月に3.7GHz帯および28GHz帯を使用して5Gサービスを商用化する。

2020年4月8日に第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式のみで移動体通信事業者(MNO)として新規参入する予定で、計画通りであれば同四半期内に5Gサービスも導入することになる。

なお、DSP Researchは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。

総務省 電波利用ホームページ

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