5Gに対応したSamsung Galaxy A Quantumを発表
- 2020年05月14日
- Android関連
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「Samsung Galaxy A Quantum」を発表した。
SK TelecomとSamsung Electronicsが共同で開発した第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。
スマートフォンとしてはSK Telecomの子会社でスイスのID Quantiqueが開発したQRNGチップを世界で初めて搭載する。
OSにはAndroid 10を採用している。
チップセットは64bit対応のSamsung Exynos 980となる。
CPUはオクタコアで、動作周波数はデュアルコアの2.2GHzとヘキサコアの1.8GHzで構成される。
ディスプレイはInfinity-O Displayと呼ばれる約6.7インチFHD+(1080*2400)Super AMOLED Plusを搭載する。
カメラはリアにメインの約6400万画素CMOSイメージセンサ、広角レンズの約1200万画素CMOSイメージセンサ、マクロレンズの約500万画素CMOSイメージセンサ、深度測定用の約500万画素CMOSイメージセンサで構成されるクアッドカメラ、フロントに約3200万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (TDD) 3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/900(B8)/ 850(B5)/800(B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/2300(B40) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCも利用できる。
システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。
外部メモリの利用を可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は4500mAhとなっている。
生体認証は指紋認証に対応し、指紋認証センサはディスプレイ一体型となる。
カラーバリエーションはPrism Cube Silver、Prism Cube Blue、Prism Cube Blackの3色から選べる。
SK Telecomは2020年5月15日から2020年5月21日まで予約を受け付け、2020年5月22日に発売する予定である。
価格は649,000韓国ウォン(約57,000円)に設定されている。
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