HTCが新型スマホHTC 2Q9J100を準備中、NCCなどを通過
- 2020年05月26日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「2Q9J100」が2020年5月22日付けで国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証を通過した。
認定番号はCCAF204G0270T0。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz, GSM 900 MHzで認証を受けた。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
2Q9J100は未発表端末の型番である。
国家通訊伝播委員会の認証に先立ちWi-Fi Allianceの認証も通過しており、OSにAndroid 10を採用したスマートフォンで、無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応することが分かっている。
その他の詳細なスペックは不明であるが、ミッドレンジのスマートフォンとなる可能性が高い。
国家通訊伝播委員会は台湾の電気通信分野の規制を司る政府機関で、台湾でスマートフォンなどの携帯端末を販売するためには国家通訊伝播委員会の認証を取得する必要がある。
2Q9J100が国家通訊伝播委員会の認証を取得したことから、HTCは台湾で2Q9J100を発売するための準備を進めていると考えられる。
そのため、少なくとも台湾で販売することは決定的であるが、その他の国や地域における展開の計画は明らかになっていない。
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