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台湾大哥大が5Gサービスを開始、Xperia 1 IIのみが全バンドに対応



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるTaiwan Mobile (台湾大哥大)は第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2020年7月1日の0時(国家標準時間)よりNR方式に準拠した5Gサービスを提供している。

5Gサービスを利用できる料金プランは8種類から選択できる。

5Gサービスに対応した端末としては4機種のスマートフォンを取り扱い、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S20 5G、Samsung Galaxy S20+ 5G、Samsung Galaxy S20 Ultra 5G、Sony Mobile Communications製のSony Xperia 1 IIを販売する。

5Gの通信方式はNR方式で、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用しており、通信設備はフィンランドのNokiaより調達している。

Taiwan Mobileは5G向け周波数としてサブ6GHz帯では3.5GHz帯の60MHz幅、ミリ波(mmWave)では28GHz帯の200MHz幅を取得したが、このうち5Gサービスの開始当初は3.5GHz帯を使用してNR方式を運用するため、28GHz帯は使用しない。

また、5G向けに取得した周波数のほかに、4G向け周波数として取得した700MHz帯でもNR方式を導入している。

3.5GHz帯と700MHz帯を組み合わせてNR方式のネットワークw整備しており、比較的帯域幅が広い3.5GHz帯で高速通信を提供し、700MHz帯でカバレッジを確保する狙いである。

NR Bandは3.5GHz帯がFR1のn78、700MHz帯がFR1のn28となる。

ただ、Samsung Galaxy S20 5G、Samsung Galaxy S20+ 5G、Samsung Galaxy S20 Ultra 5Gはn28に非対応であるため、Taiwan Mobileではn78に限定される。

Taiwan Mobileが5Gサービスを商用化した時点で、公式に取り扱う端末としてはSony Xperia 1 IIがn78とn28の両方に対応した唯一の端末となっている。

これまでに、台湾の移動体通信事業者としてはChunghwa Telecom (中華電信)が5Gサービスを商用化しており、Taiwan Mobileは台湾で2番目に5Gサービスを商用化した移動体通信事業者となった。

Taiwan Mobile

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