日本で米マイクロソフト製Surface Duoを発売へ、1930が技適を通過
- 2020年08月04日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報が更新された。
米国のMicrosoft製のLTE/W-CDMA/GSM端末「1930」が2020年6月15日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は003-200082。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2500(B41)/1900(B39/sXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)で認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯の利用も可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する見込み。
1930はすでに複数の認証機関を通過しており、これまでに米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)やBluetooth SIGの認証を通過した。
Bluetooth SIGの認証では製品名がSurface Duoと記載されており、1930はMicrosoft Surface Duoの型番に該当することが確定している。
DSP Researchを通じてMicrosoft Surface Duoが日本の認証を取得したことになり、この事実からMicrosoftは日本でMicrosoft Surface Duoを発売するための準備を進めていると考えられる。
MicrosoftはMicrosoft Surface Duoの詳細なスペックを公表していないが、OSにはAndroidを採用しており、本体は折り畳める形状で2枚のディスプレイを搭載することが分かっている。
ディスプレイのサイズは約5.6インチで、360度回転のヒンジを搭載しているため、本体を閉じた状態では1枚の約5.6インチのディスプレイを搭載したコンパクトなスマートフォンのように使用できるほか、本体を開くと2枚のディスプレイで約8.3インチ相当のタブレットのように使用できる。
なお、認証業務を実施したDSP Researchは工事設計認証などを実施する者として総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。
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