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米国のT-Mobile USAが5G SAを商用化、5Gカバレッジは3割拡大


米国の移動体通信事業者(MNO)であるT-Mobile USAは第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式のスタンドアローン(SA)構成を商用化したと発表した。

NR方式には単独で動作できるSA構成と、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成が規定されており、まずはNSA構成で運用してきた。

T-Mobile USAは2020年8月4日に全米の広範囲でSA構成を商用化しており、一国の全国規模でSA構成の5Gネットワークを立ち上げた事例は世界で初めてと説明している。

NSA構成ではアンカーバンドとして機能するLTE方式への常時接続が必須となり、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)技術によってLTE方式と同時通信することでNR方式でも通信できる。

T-Mobile USAはNR方式でカバレッジの拡大に有利な600MHz帯を全米で使用しているが、アンカーバンドのLTE方式はミッドバンドの1.9GHz帯と1.7GHz帯を使用しているため、ミッドバンドのLTE方式のエリアから外れると、NR方式の電波は到達していてもNR方式では通信が不可となる。

SA構成ではNR方式を単独で使用できるため、ミッドバンドのLTE方式のエリアから外れても、NR方式の電波が到達していればNR方式で通信が可能となり、SA構成の導入に伴い5Gサービスの提供エリアは30%の拡大を実現するという。

ただ、600MHz帯のNR方式は基本的に10MHz幅*2を使用しているため、高速通信は期待できない。

T-Mobile USAはSA構成の導入のため、米国のCisco SystemsおよびフィンランドのNokiaよりコア設備を調達し、NokiaとスウェーデンのEricssonより無線機を調達した。

まずは中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)製のOnePlus 8 5G、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S20 5G、Samsung Glaxy S20+ 5G、Samsung Galaxy S20 Ultra 5GがSA構成に対応し、2020年8月4日より提供を開始したソフトウェアのアップデートを適用するとSA構成で使用できる。

T-Mobile USA

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