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フィリピンのPLDTが2020年上半期の業績を発表


フィリピンのPLDTは2020年上半期の業績を発表した。

2020年6月30日に終了した6ヶ月間となる2020年上半期の連結売上高は前年同期比6%増の867億3,500万フィリピンペソ(約1,866億9,134円)、EBITDAは前年同期比9%増の431億6,500万フィリピンペソ(約929億980万円)、EBITDAマージンは前年同期比1ポイント増の52%、PLDTの所有者に帰属する純利益は前年同期比1%増の122億8,000万フィリピンペソ(約264億3,189万円)となった。

業績の発表に伴い事業分野別の業績も公表されている。

携帯電話事業を中心とした無線通信分野の売上高は前年同期比8%増の499億1,100万フィリピンペソ(約1,074億4,131万円)で、無線通信分野は全体の58%と過半を占めた。

したがって、PLDTの業績報告における事業分野区分を基準とすれば、PLDTにとって最大の事業分野が無線通信分野となる。

無線通信分野の主要な事業には移動体通信事業者として提供する携帯通信サービス、固定通信用途の無線通信サービス、仮想移動体通信事業者(MVNO)に対して提供する卸携帯通信サービス、スマートフォンを中心とした携帯端末をはじめとする端末の販売が含まれている。

無線通信分野のうち移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスが94%を占めており、PLDTの最大の事業は移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスと言える。

また、移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスには主に音声通話、SMS、データ通信が含まれており、音声通話は前年同期比11%減、SMSは前年同期比31%減といずれも需要は低下したが、データ通信は前年同期比29%増と大幅に需要が増大した。

2020年第2四半期末時点の事業データも公開されている。

移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスの加入件数はSmartブランドのポストペイド回線が1,489,015件、Smartブランドのプリペイド回線が23,413,304件、TNTブランドのプリペイド回線が38,638,225件、Sunブランドのポストペイド回線が958,053件、Sunブランドのプリペイド回線が5,686,892件、合計で70,185,489件である。

PLDTブランドで提供する固定通信用途の無線通信サービスの加入件数は504,026件となった。

なお、PLDTの無線通信分野の事業は複数の事業会社が手掛けており、固定通信用途の無線通信サービスは固定回線分野も担当するPLDT、移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスは一部を除いてSmart Communications、一部をDigitel Mobile Philippinesが担当する。

Smart CommunicationsはPLDTの完全子会社で、Digitel Mobile PhilippinesはPLDTによる持分比率が99.6%のDigital Telecommunications Philippines (Digitel)の完全子会社となっている。

過去にDigitel Mobile Philippinesは移動体通信事業者として携帯通信サービスを提供していたが、ネットワークをSmart Communicationsに統合したため、Digitel Mobile Philippinesは移動体通信事業者としての事業はすでに終了している。

PLDTにはNTT DOCOMOが資本参加しており、NTT DOCOMOによる持分比率は8.56%である。

PLDT

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