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NTTドコモ向けGalaxy A51 5G SC-54Aとau向けGalaxy A51 5G SCG07がFCC通過



NTT DOCOMOとauを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-54AおよびSCG07」が2020年9月8日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはA3LSMA516JPN。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 850(B5)/700(B12) MHz, LTE (TDD) 2500(41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

ほかにBluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯と5GHz帯の無線LANも利用できる。

SC-54AおよびSCG07は未発表端末の型番である。

型番規則からSC-54AはNTT DOCOMO向け、SCG07はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けと考えられる。

FCCではSC-54AとSCG07が同一端末の扱いで認証を受けているため、SC-54AとSCG07はハードウェアが共通と分かる。

ただ、過去の事例を参考にすると、ハードウェアは共通でもソフトウェアの制御で仕様の一部を変更する場合はある。

FCC IDから日本向けのSamsung Galaxy A51 5Gであることが確定している。

Samsung Galaxy A51 5GはSamsung Galaxy Aシリーズで展開するミッドレンジのスマートフォンで、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応する。

NTT DOCOMOからはGalaxy A51 5G SC-54A、KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneからはGalaxy A51 5G SCG07として発表される見込み。

Galaxy A51 5G SC-54AはNTT DOCOMOが提供するNR方式に準拠した5G、Galaxy A51 5G SCG07はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが提供するNR方式に準拠したau 5Gに対応すると考えられる。

FCCではラベルが公開されており、ベトナムの工場で製造することが分かっている。


FCC

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