auとソフトバンクが5GスマホSHARP AQUOS zero5G basicを発売か
- 2020年09月12日
- KDDI-SHARP, SoftBank-SHARP
SHARPが発表したスマートフォン「SHARP AQUOS zero5G basic」は少なくともKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)とSoftBankが取り扱う見通しであることが分かった。
SHARPは2020年秋以降に順次発売する第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンとして2020年秋以降に発売する予定のSHARP AQUOS zero5G basicおよび2020年冬以降に発売する予定のSHARP AQUOS sense5Gを正式に発表しており、それぞれ仕様が公開された。
これまでに、SHARP製で未発表の5Gに対応したスマートフォンとしてW-115がGeekbench 5の測定結果に登場している。
W-115はOSにAndroid 10を採用し、チップセットは5Gに対応したQualcomm Snapdragon 765 5G Mobile PlatformまたはQualcomm Snapdragon 765G 5G Mobile Platformを搭載するほか、システムメモリの容量は8GBとなることが判明していた。
そのため、OSにAndroid 10を採用しており、チップセットはQualcomm Snapdragon 765 5G Mobile Platformを搭載するSHARP AQUOS zero5G basicに該当することが決定的となった。
なお、SHARP AQUOS sense5GはOSのバージョンとチップセットいずれも異なる。
W-115はSoftBank向けのメーカー型番の型番規則と一致することから、SoftBank向けのSHARP AQUOS zero5G basicとなる可能性が高い。
また、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページを参照すると、DD2874B A002SHとして5Gに対応したスマートフォンと思われる端末がオランダのTELEFICATIONを通じて2020年7月23日付けで電波法に基づく工事設計認証を取得しており、5GのNR方式でも認証を受けている。
A002SHはSoftBankの型番規則と一致しており、工事設計認証を取得した時期を考慮すると、A002SHがSoftBank向けのSHARP AQUOS zero5G basicの型番に該当すると思われる。
また、メーカー型番の型番規則を考慮すると、A002SHと同一機器のDD2874BはKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのメーカー型番と思われるため、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのSHARP AQUOS zero5G basicのメーカー型番に該当すると推測している。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneの型番は不明であるが、順番通りであれば製品名はAQUOS zero5G basic SHG02となる見込み。
認証情報など一般に入手できる情報から少なくともKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneとSoftBankがSHARP AQUOS zero5G basicを取り扱うと推測できるが、ほかの販路で展開する可能性も十分に考えられる。
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