SO-01BにXperia X10向け公式2.3.3ファーム(3.0.1.G.0.75)を入れた
- 2011年09月23日
- ブログ
Sony EricssonはGeneric版のXperia X10向けにAndroid 2.3.3 Gingerbread Versionへのバージョンアップを開始した。
日本時間2011年07月29日の夜頃からバージョンアップファイルの提供が開始されたようで、同2011年07月30日の午前2時頃には早くもftfファイルがアップされていた。
今回のバージョンアップの対象となっている端末はGeneric版で、キャリア版のSO-01Bは対象外となっている。
とりあえず、FlashToolを利用してGeneric版向けの公式Gingerbreadファームを入れてみることにした。(FlashToolはver. 0.2.9.1を使用した)
一応、手順を簡単に紹介しておく。
端末は初期化されるし保証も効かなくなるので、メインで使っている場合は止めておいた方が良いかも。(外部メモリのデータは残る)
やるなら自己責任で。(失敗しても当ブログは一切責任を負わないし、復旧方法等の質問も受け付けないので)
主な手順は下記の通り。
1. FlashToolと3.0.1.G.0.75のftfファイルをダウンロードする。(どこかにアップされているから探してみて)
2. FlashToolを実行する。(適当な場所にフォルダを作ってインストールする)
3. ftfファイルをダウンロードして、1.で作ったフォルダにあるfirmwaresに入れる。
4. X10FlashTool.exe(アプリケーション)を起動する。
5. Flashを選択する。
6. SO-01Bに入れたいファームウェアを選択し、OKをクリック。
7. 画面に表示された手順通りに行う。(Flashmodeは電源を切った状態でクリアキーを押しながらUSBに接続でOK)
8. 接続に成功するとファームウェアの書き換えが開始される。(完了するまで数分間待つ)
9. ファームウェアの書き換えが終了したら、SO-01BからUSBケーブルを抜いて起動する。
10. MENU>Setttings>About phoneで、Androidバージョンが2.3.3、ベースバンドバージョンが2.1.71、ビルド番号が3.0.1.G.0.75になっていれば成功。(モデル番号はSO-01BからX10iになる)
ロック解除画面。
ホーム画面。
基本的なUIはXperia arcやXperia neoやXperia rayと同じ。(ホーム画面やアプリケーション一覧画面は縦画面のみ)
日本語に設定することも可能。
テザリングも可能になる。
本体ストレージはこんな感じ
日本語入力システムはPOBox Touchで、バージョンは4.0。
とりあえず、3.0.1.G.0.75を入れたSO-01Bをメインとして1日使ってみた。
2.1-update1の時よりも全体的に動作速度が上がってタッチパネルの反応も良くなった印象だ。
電池持ちはあまり気にしていなかったが、9時半頃に外出して23時半頃に帰宅するまで電池はギリギリ残っていた。(どの機能をどれくらいの時間を使ったかはあまり覚えていないけど、メールとWebブラウジングとTwitterをそこそこ使ってテザリングを少し使ったくらいかな)
設定でカメラのシャッター音も消せる。
Flash Player 10.3にも対応するので、Androidマーケットからインストールすると良い。
充電時のランプの色も少し変更されている。(充電の度合いによって色が変わる)
サービスメニューに入る隠しコマンドは2.1-update1の時とは変更されている。
ダイヤル画面を出して*#*#7378423#*#*でOK。
モデル番号はやはりX10i。(まぁ、主にX10i向けのファームウェアだからね)
Type NumberもX10iのType NumberであるAAD-3880056-BV。
Working bnad/sはUMTS_BC1, UMTS_BC2, UMTS_BC5, UMTS_BC6, GSM850, GSM900, GSM1800, GSM1900。
UMTS_BC6も有効になっているので、FOMAプラスエリアも有効みたい。(当然ながらハードウェアはSO-01Bのままなので)
ソフトウェアがGeneric版でハードウェアがSO-01Bということは、実質X10aみたいな感じかな。
複数のベンチマークアプリケーションで性能測定をしてみた。
使用したベンチマークアプリケーションは、Antutu Benchmark・Linpack for Android・NenaMark1・NenaMark2・Neocore・Quadrant Standard Edition・Smartbench 2011。
Antutu Benchmarkでの測定結果。
Linpack for Androidでの測定結果。(シングルスレッド処理のみ測定)
NenaMark1での測定結果。
NenaMark2での測定結果。
Quadrant Standard Editionでの測定結果。
Smartbench 2011での測定結果。
以上、ベンチマークでのスコアはこんな感じ。
3.0.1.G.0.75を入れたSO-01Bの感想等はこれくらいで。
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PASS:
>奥村さん
端末が故障した場合に責任が取れないので、基本的に質問は受け付けておりません。
FlashToolのバージョンは0.2.9.1でしょうか?
当記事では0.2.9.1で行っており、他のバージョンでの動作は分からないです。
また、ファームウェアに誤りがないかも確認してください。
万が一、問題が生じても責任は取れないので、全て自己責任でお願いします。
ROM焼きはリスクを伴うので少しでも躊躇する気持ちがあるのであれば、ROM焼きは行わないことを推奨します。
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PASS:
>ぱおぱおさん
早速の返信ありがとうございます。
FlashToolのバージョンは0.2.9.1であってます。
error-please plug you device in flsh mode
と赤文字でエラーが出ています。
自己責任でやりますのでよろしくお願いします。
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PASS:
>奥村さん
返信が遅くなり申し訳ありません。
エラーの状況を見た感じ、端末がフラッシュモードで接続されていないような気がします。
端末を接続する際に、フラッシュモードにして接続されているでしょうか?
ご確認ください。