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NTTドコモ向けのレノボ製dtab Compact (ELF-8605L)がWi-Fi認証を通過



NTT DOCOMO向けの中国のLenovo (Shanghai) Electronics Technology (聯想(上海)電子科技)製のLTE/W-CDMA端末「ELF-8605L」が2020年9月28日付けでWi-Fi Allianceの認証を通過した。

Wi-Fi AllianceではWi-Fi CERTIFIED a/b/g/n/acプログラムで認定を受けている。

したがって、無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応することが分かる。

無線LANの周波数は2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

メーカー型番で認証を受けているため、型番でNTT DOCOMO向けと判断することはできないが、Wi-Fi Allianceの認証に先立ち米国の政府機関である連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過しており、連邦通信委員会で公開された資料からNTT DOCOMO向けと判明している。

連邦通信委員会で公開された資料には設備名称としてdtab Compact、ブランド名称としてNTT docomoと記載されているため、信頼性が高い公的な認証機関で公開された情報からNTT DOCOMOがdtab Compactの新機種として展開することが決定的となっている。

NTT DOCOMOの製品として販売する見込みで、NTT DOCOMOの型番規則に従った型番が付与されると思われるが、Wi-Fi Allianceと連邦通信委員会はいずれもメーカー型番で認証を受けたため、NTT DOCOMOの型番は不明である。

直近のdtabシリーズのタブレットとしては2020年8月28日にdtab d-41Aを発売しており、順当にdtab Compact d-42Aとなる可能性が高い。

これまで、dtabシリーズのタブレットはSHARPが製造を担当したdtab d-41Aを除くとすべて中国のHuawei Technologies (華為技術)が製造を担当しており、Lenovo (Shanghai) Electronics Technologyとしては初めて製造を担当することになる。

なお、Lenovo (Shanghai) Electronics Technologyは中国の上海市を拠点に通信機器などの開発や製造を行う事業会社である。

香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)が子会社を通じて所有しており、持分比率は香港特別行政区のLenovo Manufacturing (聯想工業)が約66.5%、中国のLenovo (Beijing) (聯想(北京))が約33.5%となっている。

Wi-Fi Alliance

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