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楽天モバイルの5G無線局免許取得状況



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠した5Gサービスを2020年9月30日の15時30分に商用化した。

Rakuten Mobileが5Gサービスを商用化したため、Rakuten Mobileが取得した5Gの無線局免許数を確認してみた。

無線局免許数は総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで確認できる。

記載の情報は2020年9月30日の13時までに電波利用ホームページに反映された無線局免許の情報となり、電波利用ホームページに未反映の無線局免許が存在する可能性があることは留意しておきたい。

Rakuten Mobileは5G向け周波数として総務省よりサブ6GHz帯では3.7GHz帯の100MHz幅、ミリ波(mmWave)では28GHzの400MHz幅の割当を受けている。

5Gの通信方式は5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入し、NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn77、28GHz帯がn257となる。

電波利用ホームページを通じて確認できたRakuten Mobileの5Gの無線局免許数をNR Bandおよび都道府県ごとに下記の通りに取りまとめた。

なお、都道府県は送受信所の場所で、括弧内は無線局免許数である。

– n77
北海道 (4)
埼玉県 (5)
東京都 (47)
神奈川県 (5)
愛知県 (9)
大阪府 (9)
兵庫県 (3)
合計 (82)

– n257
北海道 (4/4)
埼玉県 (9/0)
東京都 (346/0)
神奈川県 (15/0)
愛知県 (6/0)
大阪府 (9/9)
兵庫県 (4/3)
合計 (393/16)

n77はすべて100MHz幅で運用できるが、n257は100MHz幅と400MHz幅の無線局免許が存在する。

そのため、n257はすべての無線局免許数の次に400MHz幅の無線局免許数も記載している。

電波利用ホームページで地域を指定して無線局免許を検索すると、制御所など送受信所以外に当該地域が含まれる無線局免許も結果に表示されるため、送受信所を確認するようにしたい。

Rakuten Mobileは2020年4月8日に第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を使用して移動体通信事業者(MNO)として携帯通信サービスを商用化した。

当初は2020年6月にNR方式を導入する計画を示していたが、約3ヶ月の延期を経て2020年9月30日にNR方式を導入することになった。

総務省 電波利用ホームページ

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