au 5G対応スマホGalaxy A51 5G SCG07が技適通過
- 2020年10月08日
- KDDI-SAMSUNG
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SCG07」が2020年9月1日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は005-102509。
モバイルネットワークはNR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 800(B18)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯と5GHz帯の利用が可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。
SCG07はGalaxy A51 5G SCG07として発表されている。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneがauのラインナップで展開するスマートフォンである。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠したau 5Gに対応している。
工事設計認証ではNR方式の周波数範囲は3600~4100MHzで認証を受けている。
そのため、日本国内ではn78で3600~3800MHz、n77で3600~4100MHzを利用できることになる。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneはau 5Gでサブ6GHz帯とミリ波(mmWave)の周波数を使用しており、サブ6GHz帯ではn78を3700~3800MHzで導入し、将来的にn77を4000~4100MHzで導入することが決まっている。
ミリ波ではNR (FR2, TDD) 28000(n257) MHzを導入しているが、Galaxy A51 5G SCG07はn257に非対応である。
Galaxy A51 5G SCG07ではau 5Gの通信速度は下り最大2.1Gbps/上り最大183Mbpsとなる。
国際ローミングのau世界サービスでは第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式を利用できるが、工事設計認証ではW-CDMA方式で認証を受けていないため、日本ではW-CDMA方式を利用できない可能性が高い。
なお、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは2020年11月中旬にGalaxy A51 5G SCG07を発売する予定で、2020年9月26日の10時よりGalaxy A51 5G SCG07の予約の受け付けを開始している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。