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楽天が2020年Q3の業績を発表、楽天モバイルの取り組みも説明



Rakuten (楽天)は2020年(2020年12月期)第3四半期の業績を発表した。

2020年9月30日に終了した9ヶ月間となる2020年第3四半期累計の連結売上高は前年同期比14.8%増の1兆401億9,000万円、営業損益は前年同期比153.6%減で605億1,900万円の赤字、親会社の所有者に帰属する損益は前年同期比406.3%減で714億7,100万円の赤字となった。

業績の発表に伴いセグメント別の業績も公開している。

モバイルセグメントの売上高は前年同期比54.2%増の1,285億8,300万円、セグメント損益は前年同期比319.1%減で1,402億9,400万円の赤字である。

内部取引などの調整前のセグメントに係る売上高の合計のうち、モバイルセグメントは前年同期比2.7ポイント増の11.1%を占めている。

Rakutenは業績の報告セグメントをインターネットサービスセグメント、フィンテックセグメント、モバイルセグメントに区分しており、このうちモバイルセグメントは最も規模が小さい。

なお、モバイルセグメントにはメッセージング、各種通信サービスの提供、携帯端末の販売などの事業が含まれる。

一部の事業を除いて主にRakutenの完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)とその子会社がモバイルセグメントの事業を行う。

Rakuten Mobileは2020年4月8日に移動体通信事業者(MNO)として提供する携帯通信サービスを商用化した。

移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスの累計申し込み数は2020年第2四半期末の時点では100万件であるが、2020年第3四半期末の時点では前期比43.0%増の143万件となった。

2020年第3四半期の業績を発表した2020年11月12日の直近の情報としては、2020年11月時点で160万件に達したと案内している。

Rakutenが案内する数値は累計申し込み数であり、実際の加入件数とは異なることを留意しておきたい。

2020年第3四半期の主な取り組みも説明しており、基地局の開設を加速してエリアの拡大を進めるとともに、ネットワークの品質向上などに努めているという。

また、2020年4月8日の商用化の当初から第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を運用してきたが、2020年9月30日には第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入した。

Rakuten Mobileが展開する実店舗の出店も進めており、2020年10月時点で587店舗に達したことを案内している。

Rakuten

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