Honor Device最初のスマホYOK-AN10が中国の認証を通過、5Gに対応
- 2020年12月21日
- Android関連
中国のHonor Device (栄耀終端)製のNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「YOK-AN10」が2020年12月18日付けで中国の中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)を通過した。
機器名称は第5世代移動通信システム(5G)に対応した携帯電話を示す5G数字移動電話機と記載されているため、5GのNR方式に対応したスマートフォンと考えられる。
製造者は中国のGuilin Kaifa Technology (桂林深科技)と記載されており、Guilin Kaifa Technologyが所有および運営する工場で製造すると考えられる。
YOK-AN10は未発表端末の型番である。
Honor Deviceが申請者として認証を取得したため、Honor Deviceが展開するHONORブランドのスマートフォンと分かる。
これまで、スマートフォンをはじめとしたHONORブランドの各種製品の企画、開発、販売は中国のHuawei Technologies (華為技術)が手掛けてきたが、Honor DeviceはHuawei TechnologiesよりHONOR事業を承継した。
また、Huawei Technologiesの親会社で中国のHuawei Investment & Holding (華為投資控股)はHonor Deviceに対する持分の全部を中国のShenzhen Zhixin New Information Technology (深圳市智信新信息技術)に売却したため、HONOR事業はHuawei Investment & Holdingから完全に独立したことになる。
Guilin Kaifa Technologyは主にHuawei Technologiesが企画および開発したスマートフォンの製造を行い、5Gに対応したスマートフォンを製造した実績も豊富である。
過去にHONORブランドのスマートフォンを製造した実績もあり、HONOR事業が独立後も引き続きHONORブランドのスマートフォンを製造を受託する。
Honor Deviceとして初めて認証を取得したスマートフォンがYOK-AN10であるため、HONOR事業の独立後に初めて発表するスマートフォンとなる見込み。
ただ、認証を取得した時期やHonor DeviceがHONOR事業をHuawei Technologiesから承継した時期を考慮すると、Huawei Technologiesの時代から開発を進めていたことは確実で、型番規則もHuawei Technologiesの型番規則が適用されている。
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