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インドにおける2020年11月の携帯電話加入件数が判明



インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)は2020年11月における電気通信分野の統計資料を発表した。

電気通信分野の統計資料ではインドにおける2020年11月20日時点の移動体通信サービスの加入件数が公表されている。

アーバンエリアでは前月20日の約6億2,928万件から約6億3,040万件に増加し、ルーラルエリアでは前月20日の約5億2,253万件から約5億2,480万件に増加した。

アーバンエリアとルーラルエリアともに加入件数が増加しており、アーバンエリアとルーラルエリアを合計した全体の加入件数は前月20日の約11億5,181万件から約11億5,520万件となった。

2020年11月末時点における移動体通信事業者(MNO)別の加入件数の占有率も公表されている。

1位がReliance Jio Infocomm Limitedで占有率は約35.34%、2位がBharti Airtel Limitedで約28.97%、3位がVodafone Idea Limitedで約25.10%、4位がBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)で約10.30%、5位がMahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)で約0.29%、6位がReliance Communications Ltdで約0.001%である。

すべての移動体通信事業者のうち国有企業と民間企業の占有率も公表しており、国有企業が2社で約10.59%で、ほかの民間企業が約89.41%となる。

Bharat Sanchar Nigam LimitedとMahanagar Telephone Nigam Limitedが国有企業で、それぞれ提供エリアが異なるため、相互に国内ローミングを受け入れるなど連携している。

ただ、2021年1月1日よりMahanagar Telephone Nigam Limitedのネットワークの運用はBharat Sanchar Nigam Limitedが引き継いだため、ネットワークを運用する国有企業は1社となった。

また、2020年11月における移動体通信事業者別の純増数と純減数も判明しており、最大の純増数はBharti Airtel Limtiedで4,370,466件、最大の純減数はVodafone Idea Limitedの2,894,231件で、Bharti Airtel Limtiedの大幅な純増とVodafone Idea Limitedの大幅な純減が続いた。

Reliance Jio Infocomm Limitedも1,936,407件と純増を記録したが、2020年8月以降の純増数はBharti Airtel Limtiedが上回っている。

なお、2020年11月はBharti Airtel LimitedとReliance Jio Infocomm Limitedの2社が純増を記録し、ほかの移動体通信事業者はすべて純減を記録した。

インド電気通信規制庁

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