ソフトバンク、ミリ波の5Gに対応したPocket WiFi 5G A004ZTを発表
- 2021年02月01日
- SoftBank-ZTE
SoftBankは中国のZTE (中興通訊)製のNR/LTE/W-CDMA端末「Pocket WiFi 5G A004ZT」を発表した。
SoftBankブランドのラインナップで展開する第5世代移動通信システム(5G)に対応したモバイル無線LANルータである。
ディスプレイは約2.4インチQVGA(320*240)液晶を搭載している。
通信方式はNR (FR1, TDD) 3700(n77) MHz, NR (FR2, TDD) 28000(n257) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41/AXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII) MHzに対応する。
5GのNR方式はサブ6GHz帯の周波数で定義されるFR1に加えて、ミリ波(mmWave)の周波数で定義されるFR2のNR Bandにも対応しており、5Gの通信速度は下り最大3.0Gbpsとなる。
無線LANで接続時は下り最大881Mbpsとなり、USBケーブルで接続時は下り最大3.0Gbpsに対応している。
下り最大3.0Gbpsは千葉県柏市増尾の一部で提供する予定で、ほかの地域では最大の通信速度が異なる。
なお、5Gの上りの通信速度および第4世代移動通信システム(4G)の通信速度は測定中という。
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)に対応しており、無線LAN機器の最大同時接続台数は30台となる。
外部メモリは利用できない。
電池パックの容量は4100mAhとなっている。
カラーバリエーションはネイビーの1色を用意している。
2021年3月下旬以降に発売する予定である。
なお、SoftBankが販売する端末としては初めてミリ波の5Gに対応することになる。
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