京セラ製のau向け大型スマホKyocera EB1065がFCC通過
- 2021年02月03日
- KDDI-KYOCERA
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けと思われるKYOCERA (京セラ)製のスマートフォン「EB1065」が2021年2月1日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはJOYEB1065。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 700(B12) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、周波数は2.4GHz帯に加えて5GHz帯を利用できる。
EB1065は未発表端末のメーカー型番である。
FCCではラベルなど複数の資料が公開されている。
ラベルには特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(以下、技適マーク)が表示されていることを確認できる。
日本の認証である技適マークが存在するため、日本向けに開発を進めていると考えられる。
また、FCCの認証で使用したオプション品としてKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneがauで提供する共通ACアダプタ03やワイヤレス充電台02の型番が記載されている。
そのため、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けと推測できる。
FCCでは本体サイズ(長さ×幅×厚さ)が約168×80×20mmとなることも判明している。
auで販売するスマートフォンの本体サイズ(長さ×幅×厚さ)としては韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy Note20 Ultra 5G SCG06が約165.0×77.0×10.8(最厚部)mmとなる。
EB1065は約6.9インチのディスプレイを搭載するGalaxy Note20 Ultra 5G SCG06よりも大型の本体となるため、大型のスマートフォンとなることは確実で、高耐久性能を有すると思われる。
なお、FCCで認証を受けたモバイルネットワークの周波数は米国で利用できる周波数に限定しており、日本で利用できる周波数は通信方式を含めて確定していない。
ほかの認証を通過して詳細な情報が判明することに期待したい。
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