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未発表のXperiaスマホがFCC通過、日本向けのミッドレンジ機種か



Sony Mobile Communications製のスマートフォン「10933K」が2021年2月8日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはPY7-10933K。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 850(B5)/700(B12) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、FMラジオの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、周波数は2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

10933Kは未発表端末のメーカー型番である。

無線LANはIEEE 802.11axに対応していないため、少なくともハイスペックなスマートフォンではなく、ミッドレンジのスマートフォンとなる見込み。

FCCでは米国で利用できる周波数の認証を実施しており、米国の移動体通信事業者(MNO)が導入しているLTE (FDD) 1700(B4) MHzやW-CDMA 1700(IV) MHzに対応する場合はいずれもFCCで認証を受ける。

FCCでLTE (FDD) 1700(B4) MHzやW-CDMA 1700(IV) MHzの認証を受けていないことから、いずれも非対応になると考えられる。

基本的にアジア版、欧州版、SoftBankおよびY!mobileを含めたSoftBank Corp.版はLTE (FDD) 1700(B4) MHzやW-CDMA 1700(IV) MHzに対応するため、アジア版、欧州版、SoftBank Corp.版ではないと推測できる。

また、アジア版や欧州版ではないことから、国際展開する型番ではないと思われる。

日本の移動体通信事業者向けと想定した場合は国際ローミング用に対応する周波数の傾向がNTT DOCOMOやKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの機種と概ね一致するため、NTT DOCOMO向けまたはKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けの可能性が高い。

FCCでは米国で利用できる周波数に限定して認証を行うため、FCCの認証を通過すれば米国で利用できる周波数は判明するが、認証を受けた端末が対応するすべての周波数を確定することは基本的にできない。

そのため、FCCの認証を通過した段階では第5世代移動通信システム(5G)の対応状況も不明である。

FCC

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