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京セラ、5G対応のTORQUEを発売へ



KYOCERA Corporation (京セラ)は携帯通信機器事業に関する事業説明会の第3回を開催し、第5世代移動通信システム(5G)に対応したTORQUEシリーズのスマートフォンを発売する計画などを公表した。

KYOCERA Corporationの携帯通信機器事業が30周年を迎えたため、30th Anniversary 特別企画として2021年2月9日に携帯通信機器事業に関する事業説明会の第3回を実施することになった。

携帯通信機器事業に関する事業説明会の第3回ではTORQUEシリーズやDuraForceシリーズに代表される高耐久端末事業について説明を行い、5Gの本格的な普及に向けた取り組みについても情報を共有している。

KYOCERA Corporationの高耐久端末は2007年に米国で展開を開始しており、日本では2014年よりTORQUEシリーズとして展開を開始した。

2021年2月9日までに日本国内ではTORQUEシリーズの出荷台数が累計で約140万台に達し、全世界ではKYOCERA Corporationの高耐久端末の出荷台数が累計で約1,100万台に達したという。

なお、TORQUEシリーズは日本と韓国、DuraForceシリーズは日本、米国、カナダで発売した実績がある。

日本では最初にKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がauのラインナップでTORQUE G01 (KYY24)を2014年7月25日に発売した。

5Gが本格的に普及する中で作業現場の映像の共有などで高耐久端末の特徴を生かした新たな使い方を提案すると表明し、2021年春にはTORQUEシリーズとDuraForceシリーズで5Gに対応したスマートフォンを発売する計画も明らかにした。

ただ、具体的な発売時期は公表していない。

TORQUEシリーズのスマートフォンは一部の機種をSIMロックフリーで展開しているが、多くの機種はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneに納入し、auのラインナップで販売する傾向となっている。

これまでに、KYOCERA Corporation製のEB1065が米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過しており、FCCで認証を取得した国際ローミング用の周波数からKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けと推測できる。

また、本体は大型となることが判明しており、高耐久性能を有するスマートフォンとなる可能性が考えられる。

すでに米国では5Gに対応したスマートフォンとしてKyocera DuraForce Ultra 5G UW (E7110)を発表し、米国の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnershipを通じて販売することが決まっている。

発表日を基準にKyocera DuraForce Ultra 5G UW (E7110)がKYOCERA Corporationにとって最初の5Gに対応したスマートフォンとなる。

KYOCERA

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