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NTTドコモとau向けのGalaxy S21 5GとなるSC-51BとSCG09がFCC通過



NTT DOCOMOとKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-51BおよびSCG09」が2021年2月25日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはA3LSMG991JPN。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 1700(B4)/850(B5)/700(B12/B13) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応し、無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

SC-51BおよびSCG09は未発表端末の型番である。

型番規則からSC-51BはNTT DOCOMO向け、SCG09はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けで、いずれも第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応することが分かる。

FCC IDからSamsung Galaxy S21 5Gの型番に該当すると判断できるため、SC-51BはNTT DOCOMO向けのSamsung Galaxy S21 5G、SCG09はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのSamsung Galaxy S21 5Gと考えられる。

なお、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneはメインブランドのauのラインナップで取り扱うと思われる。

SC-51BとSCG09は同一機器としてFCCの認証を取得したことから、SC-51BとSCG09は電気的に共通となる。

通信方式および対応周波数も公開されており、NR (FR1, FDD) 700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 4500(n79)/3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B21)/850(B5)/ 800(B18/B19/B20)/ 700(B12/B13/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2600(B38)/ 2500(B41)/2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzを利用できる。

ただ、過去の事例からNTT DOCOMO向け型番とKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向け型番が電気的に共通の場合でも、ソフトウェアの制御によって一部の周波数は非対応となることが多いため、最終的な製品がFCCで公開されたすべての周波数に対応するとは限らない。

FCCの資料ではSC-51BとSCG09は共通のハードウェアを有するが、対応周波数はソフトウェアの設定に応じて異なると記載されているため、実際にSC-51BとSCG09の対応周波数は異なると考えられる。

SC-51BはNTT DOCOMOよりGalaxy S21 5G SC-51B、SCG09はKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneよりGalaxy S21 5G SCG09として発表される見込みである。

FCC

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