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京セラ初の5GスマホKyocera DuraForce Ultra 5G UWを発売、ミリ波も対応



KYOCERA Corporation (京セラ)はスマートフォン「Kyocera DuraForce Ultra 5G UW (E7110)」を発売した。

2021年3月11日より米国でKyocera DuraForce Ultra 5G UWの販売を開始している。

加入件数を基準に米国で最大の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnershipが取り扱う。

カラーバリエーションはBlackの1色展開で、定価は899.99米ドル(約98,000円)に設定されている。

Kyocera DuraForce Ultra 5G UWは第5世代移動通信システム(5G)に対応したタフネスなスマートフォンである。

OSにはAndroid 10を採用している。

チップセットは64bitに対応したQualcomm Snapdragon 765G 5G Mobile Platformを搭載する。

CPUはオクタコアで、動作周波数は最大2.4GHzのシングルコア、最大2.2GHzのシングルコア、最大1.8GHzのヘキサコアで構成される。

ディスプレイは約5.45インチFHD+(1080*2160)IPS液晶となる。

カメラはリアにメインの約2400万画素CMOSイメージセンサと超広角カメラの約1600万画素CMOSイメージセンサで構成されるデュアルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はNR (FR1, FDD) 1900(n2)/1700(n66)/850(n5) MHz, NR (FR2, TDD) 39000(n260)/28000(n261) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B12/B13) MHz, LTE (TDD) 3600(B48) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。

5GのNR方式の周波数はサブ6GHz帯のFR1に加えてミリ波(mmWave)のFR2にも対応しており、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式は市民ブロードバンド無線システム(Citizens Broadband Radio Service:CBRS)として整備するB48も利用できる。

SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。

Bluetooth 5.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応している。

システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBとなる。

IPX5/IPX8に準拠した防水性能およびIP6Xに準拠した防塵性能に加えて、米国の政府機関である国防総省(Department of Defense:DoD)が制定したMIL-STD-810Hの基準を満たした高耐久性能を備える。

電池パックはリチウムポリマー電池を内蔵しており、容量は4500mAhとなっている。

充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cで、無線充電も利用できる。

発売日を基準にKYOCERA Corporationにとって最初の5Gに対応したスマートフォンとなる。


Verizon

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