ソフトバンク、ミリ波に対応したPocket WiFi 5G A004ZTを販売開始

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SoftBankは中国のZTE (中興通訊)製のモバイル無線LANルータ「Pocket WiFi 5G A004ZT」を発売した。

2021年3月19日よりSoftBankブランドのラインナップでPocket WiFi 5G A004ZTの販売を開始している。

ソフトバンクオンラインショップおよび直営店のソフトバンクショップにおける機種代金は69,840円(税込)に設定されている。

カラーバリエーションはネイビーの1色展開となる。

Pocket WiFi 5G A004ZTは第5世代移動通信システム(5G)に対応したモバイル無線LANルータである。

ディスプレイは約2.4インチQVGA(320*240)液晶を搭載している。

通信方式はNR (FR1, FDD) 1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77) MHz, NR (FR2, TDD) 28000(n257) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41/AXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII) MHzに対応する。

5GのNR方式はサブ6GHz帯およびミリ波(mmWave)の周波数に対応しており、具体的にはサブ6GHz帯のFR1で定義されたn3、n28、n77に加えて、ミリ波のFR2で定義されたn257も利用できる。

n257に対応したことで、5Gの通信速度はSoftBankが取り扱う機種では最速の下り最大3.0Gbps/上り最大298Mbpsとなる。

USBケーブルで接続時に下り最大3.0Gbpsに達するため、付属のUSBケーブルであるZEDBG1を利用するよう案内している。

また、無線LANで接続時は下り最大881Mbpsとなることに留意しておきたい。

SoftBankが取り扱う機種としてはPocket WiFi 5G A004ZTが初めてn257に対応しており、SoftBankはPocket WiFi 5G A004ZTの発売に伴いn257を商用化した。

n3およびn28はソフトウェアのアップデートを通じて対応する予定で、2021年4月以降にソフトウェアのアップデートを実施する計画である。

ほかに無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)にも対応している。

電池パックは取り外しが可能なリチウムイオン電池で、容量は4100mAhとなっている。

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