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iPhone 12シリーズが楽天モバイルの楽天回線と5Gに公式対応、LTEは4G表示に



米国のAppleが発売したスマートフォン「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」、「iPhone 12」、「iPhone 12 mini」はRakuten Mobile (楽天モバイル)が提供する楽天回線および第5世代移動通信システム(5G)に対応した。

Appleは2021年4月27日の2時(日本標準時)よりRakuten Mobileのキャリア設定を提供しており、Rakuten MobileのSIMカードを利用時にキャリア設定アップデートを適用すると、Rakuten Mobileのキャリア設定を適用できる。

キャリア設定のバージョンはOSのバージョンがiOS 14.4.2であればRakuten 45.1となり、iOS 14.5であればRakuten 46.1となる。

なお、iOS 14.5はRakuten Mobileのキャリア設定と同時に提供を開始したが、iOS 14.5へのアップデートを適用せずにiOS 14.4.2の状態でもRakuten Mobileのキャリア設定を適用できることを確認した。

Rakuten Mobileのキャリア設定を適用後にiOS 14.5を適用すると、追加のキャリア設定アップデートでRakuten 46.1にアップデートできる。

Rakuten Mobileが移動体通信事業者(MNO)として提供する楽天回線では第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式および5GのNR方式を提供している。

従来よりLTE方式を利用することはできたが、当時はRakuten Mobileのキャリア設定を提供していないため、公式には楽天回線に対応していない状態となっていた。

Rakuten Mobileのキャリア設定の提供に伴い、楽天回線にも公式に対応したことになる。

楽天回線に対応したことで、4Gおよび5Gの両方で変更点が存在する。

まず、4Gに関してはLTE方式に接続時はアンテナピクトの表示がLTEから4Gに変更された。

5Gに関しては公式に対応した。

5GはAppleが動作確認を実施のうえ正式に承認した移動体通信事業者または仮想移動体通信事業者(MNO)のSIMカードを利用時に有効化できるため、Rakuten Mobileのキャリア設定の提供前は5Gを有効化できなかった。

Rakuten Mobileのキャリア設定を適用後は設定、モバイル通信、対象の回線、音声通話とデータを順に選択すると、5Gオンまたは5Gオートの選択が可能で、いずれかを選択すると5Gを有効化できる。

5Gオンは5Gの提供エリアであれば常に5Gを使用し、5Gオートは5Gの速度でも特に成果が見られない場合は4Gに自動で切り替わるため、5Gオートは電池を節約できるが、5Gの提供エリアでも5Gを使用せずにアンテナピクトは4Gと表示される場合がある。

Rakuten Mobileはサブ6GHz帯の3.7GHz帯およびミリ波(mmWave)の28GHz帯でNR方式を運用しており、NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn77、28GHz帯がFR2のn257となる。

iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12、iPhone 12 miniはn257に非対応で、n77に対応している。

そのため、Rakuten Mobileの5Gではn77を利用できることになる。

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