AppleがiPhone対応事業者に楽天モバイルを追加、5GやeSIMも
- 2021年04月30日
- Apple関連
米国のAppleはiPhonenに対応した通信事業者としてRakuten Mobile (楽天モバイル)を追加した。
Appleは公式ウェブサイトにiPhoneの通信事業者のサポートと各機能としてページを掲載し、通信事業者ごとにiPhoneで公式に利用できる機能を案内している。
なお、Appleは様々な言語で情報を公開しており、情報の更新は言語によってタイミングが異なる。
日本語版に先立ちマレーシア向け英語版のページを2021年4月26日付けで更新しており、通信事業者にRakuten Mobileを追加したことを確認できる。
Rakuten Mobileで利用できる機能は第5世代移動通信システム(5G)、eSIM、モバイルデータ通信経由でのFaceTime、LTE、インターネット共有、VoLTE (Voice over LTE)である。
日本の通信事業者としてはRakuten MobileのほかにNTT DOCOMO、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が提供するau、SoftBankが掲載されている。
NTT DOCOMO、au、SoftBankではいずれも5G、モバイルデータ通信経由でのFaceTime、LTE、インターネット共有、ロック解除、VoLTE、Visual Voicemailを利用できる。
Rakuten Mobileにはロック解除およびVisual Voicemailが記載されていないことが分かるが、Rakuten MobileはSIMロックフリーの状態で販売するため、ロック解除に関しては提供する必要がない。
また、Rakuten MobileにはeSIMが記載されており、eSIMも公式に対応していることが分かる。
AppleはeSIMを提供している通信事業者の一覧も公式ウェブサイトで公開しており、マレーシア向け英語版のページを2021年4月26日付けで更新してRakuten Mobileを追加した。
そのため、日本の通信事業者としてはRakuten MobileがeSIMを提供している通信事業者として掲載された最初の通信事業者となる。
iOS 14.4以降のバージョンのiOSを搭載したiPhone 6sおよびiPhone 6s Plus以降のiPhoneがRakuten Mobileに対応しており、このうち一部の機種が5GやeSIMに対応する。
Rakuten Mobileは2021年4月30日よりiPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone SE(第2世代)の販売を開始している。
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