OPPO製のソフトバンク向け5GスマホA101OPが技適通過
- 2021年05月06日
- SoftBank-OPPO, Y!mobile
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
SoftBank Corp.向けの中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「A101OP」が2021年1月22日付けでCertificate Technical Support Center (認証技術支援センター)を通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は018-210049。
モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41)/ 1900(B39/sXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯に対応しており、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応することが分かっている。
A101OPは未発表端末の型番である。
型番規則からSoftBank Corp.向けの端末になると判断できる。
これまでに、A101OPは米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証も通過しており、A101OPの存在はすでに判明していた。
FCCではA101OPの情報の一部が公開されており、OSにAndroidをベースとするColorOS 11を採用したスマートフォンとなる。
電池パックの型番はBLP779を採用しており、容量は4000mAhとなっている。
本体サイズ(長さ×幅×厚さ)は約162.0×74.4×8.2mmである。
工事設計認証では第5世代移動通信システム(5G)のNR方式でも認証を受けているため、5Gに対応したスマートフォンとなることが確定した。
IEEE 802.11axには非対応となることから、ハイエンドのスマートフォンではなく、ミッドハイ以下のスマートフォンとなる見込み。
SoftBank Corp.が展開するSoftBankまたはY!mobileのいずれかのラインナップで発売すると思われる。
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