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Galaxy S21シリーズの技適認証情報が公開、5G帯域幅に販売元の事情も



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

NTT DOCOMO向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-51B」と「SC-52B」、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けのSamsung Electronics製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SCG09」と「SCG10」の認証情報が総務省の電波利用ホームページで公開された。

電波利用ホームページでは日本国内で利用できる通信方式、上りの周波数範囲、帯域幅などの確認が可能である。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式の認証情報を確認すると、SC-51BとSC-52Bは3400~3800MHzの範囲で40MHz幅、3440~3520MHzで80MHz幅、3600~3800MHzおよび4500~4900MHzの範囲で100MHz幅に対応しており、SC-52Bはさらに27000~29500MHzの範囲で100MHz幅または200MHz幅にも対応する。

NTT DOCOMO向けのSamsung Electronics製の端末としては、SC-51BとSC-52Bが初めて3400~3600MHzの範囲でも工事設計認証を通過した。

SCG09とSCG10は共通で、718~748MHzの範囲で10MHz幅、3400~3800MHzの範囲で20MHz幅または40MHz幅、3400~4100MHzの範囲で100MHz幅を利用できる。

SC-51B、SC-52B、SCG09、SCG10はいずれも3400~3800MHzの範囲に対応することは共通しているが、SC-51BとSC-52Bでは20MHz幅で利用できず、さらに100MHz幅で利用できる範囲が限定されている。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは地域ごとに連携する1の者として第4世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画(4G導入の開設計画)の認定に伴い3.5GHz帯として3520~3560MHzの40MHz幅の割当を受けた。

3.5GHz帯では1搬送波あたり20MHz幅で2搬送波、合計で40MHz幅を使用して第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式を運用しているが、新たにNR方式を導入することになった。

しかし、3.5GHz帯ではLTE方式とNR方式で周波数を動的に共有するダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)が標準化されておらず、NR方式を導入する場合は純粋な転用となる。

エリアによってはLTE方式を維持する目的で、先行して20MHz幅をNR方式に転用しているため、SCG09とSCG10では20MHz幅にも対応する必要がある。

SC-51BとSC-52Bは3440~3520MHzに限り80MHz幅にも対応する。

NTT DOCOMOは4G導入の開設計画の認定に伴い3.5GHz帯として3480~3520MHzの40MHz幅、さらに第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画(4G普及の開設計画)の認定に伴い3.4GHz帯として3440~3480MHzの40MHz幅の割当を受けた。

3.5GHz帯と3.4GHz帯で割当の時期は異なるが、結果としてNTT DOCOMOは3440~3520MHzの連続した80MHz幅の確保に成功した。

NTT DOCOMOは3.4GHz帯と3.5GHz帯それぞれ1搬送波あたり20MHz幅で2搬送波ずつ、合計で80MHz幅を使用してLTE方式を運用しているが、将来的に80MHz幅でNR方式を運用することも視野に入れてSC-51BとSC-52Bでは対応したと思われる。

同一の周波数範囲でも対応する1搬送波あたりの帯域幅が異なり、販売元となる移動体通信事業者(MNO)の事情や将来の計画を垣間見ることができる。

なお、端末側と移動体通信事業者側が運用する周波数範囲が一致する場合でも、利用するためには帯域幅やNR Bandも一致する必要があり、さらにノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3の場合はE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)の組み合わせも一致する必要があることに留意しておきたい。

NR BandはSC-51BがFR1のn78およびn79、SC-52Bがn78、n79、FR2のn257、SCG09とSCG10がFR1のn28、n77、n78に対応する。

SC-51BはGalaxy S21 5G SC-51B、SC-52BはGalaxy S21 Ultra 5G SC-52BとしてNTT DOCOMOが取り扱い、SCG09はGalaxy S21 5G SCG09、SCG10はGalaxy S21+ 5G SCG10としてKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが取り扱う。

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