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モーリシャスのCellplusが5Gを商用化、モーリシャス初の5Gに



モーリシャスの移動体通信事業者(MNO)であるCellplus Mobile Communicationsは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

Cellplus Mobile Communicationsは2021年7月29日より5Gの提供を開始している。

まずはモーリシャス大学、エベネ、ラ・シティ・トリアノン、バガテル・モールの4ヶ所が5Gの提供エリアとなる。

具体的な時期や場所は掲載していないが、ほかの地域にも間もなく5Gの提供エリアを拡大する予定という。

5Gを利用するためには公式ウェブサイトを通じて5Gの利用を登録したうえで、5Gに対応したSIMカード、携帯端末、料金プランを使用する必要がある。

5Gを商用化した時点では中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI Mate 30 Pro 5GとHUAWEI P40 Proの2機種で5Gを利用できる。

将来的には韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S21、Samsung Galaxy S21+、Samsung Galaxy S21 Ultra、米国のApple製のiPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxも5Gに対応する予定であるが、5Gに対応するまでにSamsung Galaxy S21シリーズは約1ヶ月、iPhone 12シリーズは約6ヶ月を要する場合があるという。

具体的な時期や機種は公表していないが、ほかの携帯端末も段階的に5Gに対応する予定と案内している。

5Gに対応した料金プランはポストペイドおよびプリペイドの両方で用意する。

5Gの無線方式としてはNR方式を導入しており、周波数および帯域幅はサブ6GHz帯の3.5GHz帯で100MHz幅を使用し、NR BandはFFR1のn78である。

下りの通信速度は平均で200Mbpsから700Mbpsを記録しており、最大で1Gbpsに達するという。

第4世代移動通信システム(4G)の約10倍の高速通信を利用できると説明している。

モーリシャスの政府機関で電気通信分野などの規制を司る情報通信技術局(Information & Communication Technologies Authority:ICTA)は周波数の取得に係る費用の高騰を懸念し、競争および投資の両方を促進する目的で、5G向け周波数の割当には比較審査方式を採用した。

3.5GHz帯は隣接する周波数をVSAT地球局で使用しているため、VSAT地球局や近隣のマダガスカルおよびフランス領レユニオンにも影響を与えないよう配慮して3.5GHz帯の割当を実施したという。

Cellplus Mobile CommunicationsはモーリシャスのMauritius Telecomの子会社である。

Mauritius Telecomはフランスの移動体通信事業者であるOrangeとモーリシャス政府の合弁事業で、持分比率はそれぞれ40%と33.49%となっている。

これまでに、モーリシャスの移動体通信事業者は5Gを商用化しておらず、Cellplus Mobile Communicationsがモーリシャスで最初に5Gを商用化した。

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