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HTCが2021年Q2の業績を発表、13四半期連続赤字も改善



台湾のHTC (宏達国際電子)は2021年第2四半期の業績を発表した。

2021年6月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第2四半期の連結売上高は前年同期比0.4%増の13億4,918万新台湾ドル(約52億9,646万円)、当期純損失は前年同期比69.6%減の5億5,469万1,000新台湾ドル(約21億7,755万円)となった。

近年は前年同期比で売上高が2桁の大幅な減少が続くなど業績が低迷していたが、2021年第2四半期はわずかながら増加を記録している。

2021年第2四半期も最終赤字で、四半期ベースでは2018年第2四半期から13四半期連続で赤字を記録したが、赤字幅は大幅に縮小した。

そのため、業績は改善の傾向となっている。

業績が改善した主な要因としてはVR (仮想現実)事業で新製品をグローバル向けに発表および発売したほか、営業費用の削減などが貢献した。

HTCは前年同期比で管理費用を37.2%、研究開発費用を34.9%、営業費用全体では28.2%と大幅な削減を実行している。

これまでは、HTCは携帯端末事業で躍進してきたが、近年は携帯端末事業が深刻な不振に陥り、業績が低迷する大きな要因となっていた。

ただ、主力事業はVR事業に切り替えており、もはやHTCにとって携帯端末事業は主力事業ではない。

2021年第2四半期は携帯通信関連の取り組みとして、台湾の高雄市政府と共同でプライベート5Gソリューションを展開した。

プライベート5Gソリューションは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成のOption 2に準拠する。

周波数はサブ6GHz帯の4.7GHz帯を使用しており、NR BandはFR1のn79である。

プライベート5Gソリューションで使用する通信設備のハードウェアは台湾企業が製造しており、HTCはソフトウェアの開発に加えてシステムインテグレータとして全体の設計や統合を担当した。

無線装置は台湾のTransnet (辰隆科技)が製造を担当したことが公表されている。

オープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN)を推進するO-RAN Allianceで策定されたO-RANの標準仕様に準拠するという。

携帯端末事業の規模を縮小する中で、ほかの新規事業を開拓して再建を図る。

なお、2021年第2四半期には携帯端末事業で新製品を発表していない。

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