米国の携帯電話事業者各社がアフガニスタンへの通話料を免除
- 2021年08月25日
- 海外携帯電話
米国(アメリカ)の一部の移動体通信事業者(MNO)はアフガニスタンへの音声通話の料金を免除すると発表した。
アフガニスタンの状況を考慮して米国のVerizon Communications、T-Mobile US、United States Cellular Corporationがそれぞれ個別に2021年8月24日付けで案内している。
Verizon Communicationsは同社の完全子会社で米国の移動体通信事業者であるCellco Partnershipが個人顧客および法人顧客の両方を対象としてアフガニスタンへの音声通話の料金を1分あたり0.00米ドル(0円)とする。
対象期間は2021年8月24日から2021年9月6日までとなり、アフガニスタンへの音声通話は事実上無料で提供することになる。
Verizon Communicationsはこの通話料金によって重要なことに集中できると説明している。
期間限定でアフガニスタンへの音声通話を無料化することで、料金を気にせずにアフガニスタンに滞在する家族や友人などとの連絡に集中できるようにする意図がある。
T-Mobile USは同社の完全子会社で米国の移動体通信事業者であるT-Mobile USAおよびSprintがアフガニスタンへの音声通話およびSMSを無料で提供する。
T-Mobile USAの場合は同社が提供するT-MobileおよびMetroの両方が対象となっている。
対象期間は2021年8月24日から2021年9月6日までとなる。
T-Mobile USは不確実な時期に人々との繋がりを維持できるよう支援したいと考えていると表明している。
米国の移動体通信事業者でUScellularとして携帯通信事業を行うUnited States Cellular Corporationは期間限定でアフガニスタンへの音声通話を無料で提供する。
対象期間は2021年8月16日から2021年12月31日までとなっている。
2021年8月24日付けで発表しているが、2021年8月16日から2021年8月23日までの利用分も遡及適用する。
United States Cellular Corporationは友人や家族などの助けを必要とする人々と連絡しやすくすると説明している。
その他の詳細な条件などは移動体通信事業者各社の公式ウェブサイトで確認できる。
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