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韓国でGalaxy Z Fold3とGalaxy Z Flip3の販売台数が100万台を突破



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はスマートフォン「Samsung Galaxy Z Fold3 5G」および「Samsung Galaxy Z Flip3 5G」の販売台数が韓国で100万台を突破したと発表した。

いずれも折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンで、韓国では2021年8月27日に販売を開始しており、発売から39日目となる2021年10月4日に2機種の販売台数の合計が100万台に達したという。

2機種を第3世代のフォルダブルスマートフォンとしてひとつのシリーズとみなすと、Samsung Electronicsが過去に韓国で発売したスマートフォンのシリーズにおいて、発売から販売台数が100万台に到達するまでの日数はSamsung Galaxy Note10シリーズとSamsung Galaxy S8シリーズに次いで3番目に速い記録となる。

特にSamsung Galaxy Z Flip3 5Gの販売台数が多く、2機種の販売台数の合計のうちSamsung Galaxy Z Flip3 5Gが約70%と多数を占める。

また、Samsung Galaxy Z Flip3 5Gを購入した顧客はMZ世代が約54%と過半に達した。

MZ世代はミレニアル世代(M世代)とZ世代をあわせた世代を意味し、韓国の首都・ソウル特別市の公式な資料ではミレニアル世代を1980年から1994年、Z世代を1995年から2004年、MZ世代を1980年から2004年に生まれた者と定義しており、2021年時点では17歳から41歳がMZ世代となる。

カラーバリエーションはCream、Green、Lavender、Phantom Blackに加えて、自給制かつSamsung Electronicsの公式ウェブサイトに限定して展開するGray、Pink、Whiteの7色を用意しているが、限定ではないCreamおよびLavenderが人気となっている。

限定の中ではPinkが人気で、基本的に淡い色が人気の傾向である。

Samsung Galaxy Z Fold3 5Gは内蔵ストレージの容量が256GBと512GBで、このうち販売台数では256GBが約60%、512GBが約40%となった。

カラーバリエーションは256GBと512GBともにPhantom BlackおよびPhantom Silverを用意するほか、256GBではPhantom Greenも用意しているが、高級感が引き立つPhantom Blackが最も人気という。

自給制による販売は約20%で、自給制のうちオンラインを通じた販売は約58%であることも公表した。

Samsung Galaxy Z Fold3 5Gを購入した顧客でも移動体通信事業者(MNO)で購入した比率は約80%と依然として高い水準であることが分かる。

韓国では2機種とも販売が好調で、Samsung Electronicsの予測を超える需要と説明している。

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