ノキアが日本向けにNokia FastMile 5G Gateway 3.2を発表
- 2021年10月14日
- Local 5G
フィンランドのNokia Solutions and NetworksはNR/LTE端末「Nokia FastMile 5G Gateway 3.2 Japanese model (5G13-12W-A)」を日本向けに発表した。
日本のローカル5G向けに設計および開発した据置型無線LANルータである。
チップセットはMediaTek T750 (MT6890)を搭載している。
CPUはクアッドコアで、動作周波数は最大2.0GHzとなっている。
通信方式はNR (FR1, TDD) 4700(n79)/2500(n41) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHzに対応する。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成のOption 2およびノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3に対応したデュアルモード5Gとなる。
TDDの準同期運用に対応するほか、下りのキャリアアグリゲーション(CA)、256QAM、4×4 MIMO、上りの256QAMも利用できる。
下りのCAは最大で2搬送波まで対応しており、帯域幅は最大で200MHz幅となっている。
第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式は下りの256QAMおよび4×4 MIMO、上りの256QAMに対応している。
SIMカードは物理的なNano SIM (4FF)サイズのSIMカードまたはeSIMを利用できる。
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)に対応するほか、ギガビットイーサネットに対応した有線LANポートを備える。
ローカル5Gを導入する事業体が採用することを想定しており、2022年1月に発売する予定である。
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