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ソフトバンク向けと思われる京セラ製スマホEB1083がFCC通過



SoftBank向けと思われるKYOCERA (京セラ)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「EB1083」が2021年10月20日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。

FCC IDはJOYEB1083である。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV) MHz, GSM 1900 MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、周波数は2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

EB1083は未発表端末のメーカー型番である。

FCCではEB1083に関する情報の一部が公開されており、本体サイズ(長さ×幅×厚さ)は約156.0×72.0×8.9mmとなっている。

本体サイズからスマートフォンになると考えられる。

また、ラベルが日本語で記載されているほか、EB1083が米国で販売または市販されないことを宣言するとともに、日本の消費者向けに日本語で取扱説明書を作成したと案内しているため、日本向けのスマートフォンと判断できる。

日本の認証である電波法に基づく工事設計認証では日本で利用できる周波数が判明するため、販売元の移動体通信事業者(MNO)などを特定できる。

しかし、米国の政府機関であるFCCの認証では日本と米国で共通して利用できる周波数を除いて日本で利用できる周波数の認証は実施しない。

FCCでは米国で利用できる周波数に限定して認証を実施するため、機器名称がメーカー型番の場合はFCCで認証を受けた周波数から販売元の移動体通信事業者を特定できないことも少なくないが、国際ローミング用に対応する周波数の傾向から販売元の移動体通信事業者を推測できる場合がある。

EB1083は国際ローミング用に対応する周波数がSoftBank向けのエントリークラスのスマートフォンと近い傾向であるため、SoftBank向けのエントリークラスのスマートフォンになると推測している。

なお、SoftBank向けで未発表のKYOCERA製のスマートフォンはA101KCがWi-Fi Allianceの認証を通過しており、A101KCが存在することが分かっている。

FCC

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