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タイのdtacが2021年Q3の業績を発表



タイのTotal Access Communicationは2021年第3四半期の業績を発表した。

2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第3四半期の連結売上高は前年同期比0.9%増の192億3,200万タイバーツ(約660億8,554万円)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比42.0%減の8億3,200万タイバーツ(約28億5,902万円)となった。

業績の発表に伴い連結売上高の内訳を公表している。

音声通話およびデータ通信の提供は前年同期比2.8%減の136億1,200万タイバーツ(約467億8,054万円)で、70.8%と全体の70%以上を占めている。

そのため、音声通話およびデータ通信の提供が最大の事業であることが分かる。

Total Access Communicationは連結子会社で株式の99.99%を保有するタイの移動体通信事業者(MNO)であるdtac TriNetを通じて音声通話およびデータ通信の提供をはじめとする携帯通信事業を展開する。

移動体通信事業者として携帯通信事業を展開するために必要な電気通信事業および周波数の免許はdtac TriNetが保有しており、dtac TriNetが免許人および事業会社となっている。

2021年9月30日時点の事業データも公表した。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比3.2%増の1,927万4,000件で、一時期は加入件数が大幅に減少したが、増加の傾向に転じている。

加入件数のうちポストペイド回線は前年同期比2.3%増の618万件で32.1%、プリペイド回線は前年同期比3.6%増の1,309万4,000件で67.9%を占める。

2021年第3四半期のタイバーツ(THB)ベースのARPUはポストペイド回線が前年同期比4.2%減の509タイバーツ(約1,749円)、プリペイド回線が前年同期比7.0%増の123タイバーツ(約423円)、総合が前年同期比5.5%減の247タイバーツ(約849円)である。

MOUは前年同期比5.2%減の111分となっている。

dtac TriNetは700MHz帯の展開を強化しており、2021年第3四半期末までに700MHz帯の基地局は11,800局に達した。

700MHz帯を使用してタイ全土で第4世代移動通信システム(4G)を整備しているほか、一部の地域では第5世代移動通信システム(5G)も導入している。

5Gの導入後は5Gの整備を進めているが、4Gの整備も継続する計画である。

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