HONORの日本法人が求人情報を掲載
- 2021年11月10日
- Android関連
中国のHonor Device (栄耀終端)の日本法人であるHonor Technologies Japanは日本国内で人員募集を開始したことが分かった。
採用企業名をHonor Technologies Japanとする求人情報が掲載されており、カメラに関する職種で人員を募集している。
カメラのイメージセンサに関する高度な技術情報や製品情報の収集、設計などの観点から合理的な分析、カメラ向けアクチュエータに関する最新の技術情報と製品情報の収集、開発動向の分析などの業務に携わる人員を求めている。
勤務地は神奈川県となっている。
また、企業の事業内容も紹介しており、HUAWEIのサブブランドとして2013年に誕生し、低価格製品を中心に若年層を中心として人気を高め、2020年末に独立したと説明しているため、HONORとして展開する携帯端末事業を紹介していることが分かる。
Honor Technologies Japanは社名がHonor Deviceの英国(イギリス)法人やオランダ法人と同様の命名規則であるため、設立が判明した当初よりHonor Deviceの日本法人であることが有力となっていた。
honorは英語の一般的な名詞および動詞であるため、無関係な企業の可能性も考えられたが、求人情報の内容からHonor Technologies JapanはHonor Deviceの日本法人で確定し、Honor Deviceは日本法人を設立したと断定できる。
ただ、当初はカメラに関する職種で人員を募集しているため、研究開発拠点として機能すると思われる。
なお、HONORは中国のHuawei Investment & Holding (華為投資控股)の完全子会社である中国のHuawei Technologies (華為技術)がHUAWEIのサブブランドとして展開を開始した。
HONORの携帯端末事業はHuawei Investment & Holdingが完全子会社として設立したHonor Deviceに移管するとともに、Honor Deviceの全株式を中国のShenzhen Zhixin New Information Technology (深圳市智信新信息技術)に譲渡し、Huawei Technologiesの傘下から事実上の独立となった。
独立の直後は中国でスマートフォンを中心として展開してきたが、アジアや欧州(ヨーロッパ)の各国でスマートフォンを展開することも発表している。
国際展開を本格化する予定で、国際展開の本格化の一環としてスマートフォンに加えてスマートウォッチやノートパソコンなど製品のラインナップも拡充する予定である。
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