ソフトバンク向けと思われる京セラ製スマホEB1084がFCC通過
- 2021年11月21日
- SoftBank-KYOCERA
SoftBank Corp.向けと思われるKYOCERA (京セラ)製のスマートフォン「EB1084」が2021年11月18日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはJOYEB1084である。
モバイルネットワークはLTE (FDD) B2/B4, W-CDMA II/IV, GSM 1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
EB1084は未発表端末のメーカー型番である。
FCCではEB1084に関する一部の情報が掲載されている。
ラベルの表記は日本語で、さらに米国で販売または市販しないことを宣言するとともに、取扱説明書は日本の消費者向けに日本語で作成したと案内しているため、日本向けに開発していると分かる。
本体サイズ(長さ×幅×厚さ)は約153.0×69.0×10.0mmであるため、スマートフォンになると思われる。
KYOCERA製の既発表かつ未発売のスマートフォンで本体サイズが一致する機種は存在しないため、未発表の機種と判断できる。
FCCでは米国で利用できる周波数に限定して認証を実施する。
そのため、日本向けのスマートフォンは原則として米国における国際ローミングで利用できる周波数の認証を受けることになる。
米国における国際ローミングのために対応する周波数の傾向から販売元を推測できる場合があり、EB1084はSoftBank Corp.向けになると考えられる。
SoftBank Corp.が展開するSoftBankもしくはY!mobileのラインナップで展開すると思われる。
また、ハイエンドの機種ではないと考えられる。
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