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ドミニカ共和国のClaro Dominicanaが5Gを商用化、同国初の5Gに



ドミニカ共和国の移動体通信事業者(MNO)でClaroとして携帯通信事業を行うCompania Dominicana de Telefonosは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2021年12月1日より5Gの提供を開始している。

まずは一部のポストペイドプランで5Gを利用することができる。

最初の5Gの提供エリアはドミニカ共和国の首都であるサントドミンゴ市を管轄する国家地区の29ヶ所となっている。

2021年12月1日から数ヶ月のうちに国家地区と周辺都市を含めたサントドミンゴ首都圏、サンティアゴ州の州都であるサンティアゴ市、ラ・ロマーナ州の州都であるラ・ロマーナ市、その他の主要都市でも5Gを整備する計画を案内しているが、詳細な時期などは公表していない。

5Gを利用するためには対応したSIMカードと携帯端末が必要となる。

第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応したSIMカードを4G LTE SIMカードとして提供しており、プロファイル6.00以降の4G LTE SIMカードが5Gに対応する。

5Gに対応した携帯端末としては複数のスマートフォンを取り扱う。

米国(アメリカ)のApple、中国のHuawei Technologies (華為技術)、米国のMotorola Mobility、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、香港特別行政区のTCL Communication、中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)から5Gに対応したスマートフォンを調達しており、機種によっては5Gを利用するためにソフトウェアのアップデートが必要となる場合がある。

5Gの無線方式はNR方式を採用しており、無線アクセスネットワーク(RAN)構成はLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用している。

周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯で、NR BandはFR1のn78となる。

3.5GHz帯では先行して30MHz幅を保有していたが、隣接する70MHz幅を追加で取得できたため、結果的に3300~3400MHzの100MHz幅で運用が可能となっている。

通信速度は下り最大1250Mbpsに達する。

Compania Dominicana de TelefonosはメキシコのAmerica Movilの完全子会社である。

ドミニカ共和国を含めた中米およびカリブ海地域の国では初めて5Gを商用化したことになる。

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