スポンサーリンク

マルタのGOが5Gを商用化、マルタのMNO全社が5Gを導入



マルタの移動体通信事業者(MNO)であるGOは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2021年12月15日より5Gの提供を開始している。

まずはマルタ島のセントジュリアンズおよびスリマが5Gの提供エリアとなる。

2023年12月末までにマルタ全土に5Gの提供エリアを拡大する予定である。

ポストペイド向け料金プランが自動で5Gに対応しており、対象の料金プランの加入者は5Gを利用するための手続きや追加料金は必要ない。

5Gを商用化した時点では中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)製および中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のスマートフォンで5Gを利用できる。

5Gを利用できる携帯端末は限定的であるが、携帯端末メーカーと調整して順次追加する計画である。

5Gの無線方式としてNR方式を導入しており、無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用している。

周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯を使用し、NR BandはFR1のn78となる。

3.5GHz帯の使用権は2021年10月25日から15年間にわたり有効で、具体的な周波数範囲と帯域幅は3700~3800MHzの100MHz幅となっている。

5Gの通信設備はフィンランドのNokia Solutions and Networksより調達している。

第3世代移動通信システム(3G)を商用化した2007年からNokia Solutions and Networksを採用しており、5Gでも引き続き協力する。

これまでに、マルタでは2社の移動体通信事業者がスウェーデンのEricssonより通信設備を調達して5Gを導入した。

そのため、GOはマルタの移動体通信事業者としては3番目に5Gを導入しており、Nokia Solutions and Networksの通信設備を使用した5Gはマルタで初めてとなる。

マルタの移動体通信事業者は3社であるため、マルタの移動体通信事業者は全社が5Gを商用化したことになる。

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年9月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK