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UQコミュニケーションズ、千葉市と川口市でも5G基地局を開設



KDDIの連結子会社であるUQ Communicationsは第5世代移動通信システム(5G)の基地局を千葉県千葉市若葉区および埼玉県川口市でも開設したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで確認することができる。

UQ Communicationsは2021年6月4日付けで関東総合通信局管内および九州総合通信局管内を対象とする5Gの包括免許を取得した。

電波利用ホームページで公開している無線局免許状等情報では包括免許の場合は備考欄に基地局の総開設局数を記載している。

関東総合通信局管内では千葉県松戸市で最初の1局を開設し、九州総合通信局管内では佐賀県佐賀市で1局を開設したことが分かっていた。

新たに関東総合通信局管内では千葉市若葉区および川口市でも1局ずつ開設したことが判明した。

UQ Communicationsとしては千葉市、埼玉県および川口市では初めて5Gの基地局を開設したことになる。

なお、帯域幅は30MHz幅で、中心周波数は2610MHzである。

UQ Communicationsは広帯域移動無線アクセス(BWA)の周波数として日本全国を対象に2.5GHz帯の周波数の割当を受けている。

2.5GHz帯では第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と高い互換性を確保したWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式を導入してWiMAX 2+として展開している。

ただ、BWAを高度化するために2.5GHz帯では2022年秋に一部の地域で5Gを導入する計画を発表しており、5GのNR方式を導入することになる。

2022年秋以降の本格的な5Gの導入に先行して一部の基地局では5Gの運用を開始したと考えられる。

2.5GHz帯は2595~2645MHzの50MHz幅を保有しており、まずは2595~2625MHzの30MHz幅で5Gを導入し、NR BandはFR1のn41として運用する。

UQ Communicationsが発売した一部の機種はn41でも電波法に基づく工事設計認証を取得しているため、将来的にソフトウェアのアップデートでn41にも対応すると思われる。

総務省

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