SC-01Bレポ@内覧会
- 2010年02月03日
- docomo-SAMSUNG
前面キーボードを搭載しながらアプリを自由にいっぱい使えるWindows Mobile 6.5 Professionalを採用し、液晶には正方形のスクエア液晶を搭載した、そんな高性能で使いやすいスマートフォンSC-01B。
SC-01Bはdocomo向け初のSamsung Electronics製端末だが、その出来はどうだったのだろうか。
色々と気になる点があったので、これから感じたことなどを書いていこう。
まず、レスポンスから。
Windows Mobileはモッサリの機種が多いようだが、SC-01Bのレスポンスがどうだったのだろうか。
レスポンスはサクサクしていた。
ハードキーだけでなく、タッチパネルのレスポンスもそこそこサクサクだった。
ブラウザのスクロールはどうだったのだろうか。
ヌルヌル動いてくれた。
スクロールはタッチパネルを使うと便利。
タッチパネルはスタイラスペンを使うと便利。
ブラウザの拡大縮小はどうするのだろうか。
指先の動きで拡大縮小が出来れば一番手軽なのだが、それは出来なかった。
指先の動きは2点を感知するので、静電容量式のみそのように拡大縮小出来る。
よって、感圧式を採用しているSC-01Bは指先の動きで拡大縮小出来ないのは仕方がないことである。
拡大縮小する際は、画面の下の方にズーム用のアイコンみたいなのが表示されている。
そのアイコンをタッチするとズームバーが表示される。
ズームバーをタッチしてどれくらいの倍率に拡大縮小するか操作する。
この機能はWindows Mobile 6.5からの新機能だと聞いた。
タッチパネルの感度はどうなのだろうか。
SC-01Bのタッチパネルは感圧式なので、静電容量式みたいに軽く触れただけでは反応しない。
しかし、爪で軽く押すだけで反応してくれた。
慣れたら使いやすそう。
Office系ファイルの操作性はなかなか良かった。
QWERTYキーボードでの操作は確実な操作が出来た。
タッチパネルオンリーのT-01Aよりも使いやすかった。
ハードキーは操作の正確性が増すから嬉しい。
地図アプリといえば、Googleマップが有名だが、SC-01BにもGoogleマップはプリインストールされていた。
Googleマップの操作性はどうだったのだろうか。
目的地の入力などはQWERTYキーボードで堅実に入力できた。
地図上での移動は、ハードキーを使うよりタッチパネルを使った方が手軽にできた。
正方形のいわゆるスクエア液晶を搭載しているため、表示領域が広く感じた。
内覧会の現在地(JR大阪駅周辺)から俺の最寄駅(琵琶湖線南草津駅)まで引っ張ってもしっかりついて来た。
GPSの精度も正確で、現在地の表示では会場の位置をしっかりと指していた。
Googleマップはサクサク動いてたし、docomoの強力なエリアでHSDPA7.2Mbpsなだけあって読み込みが遅れるとかも無かった。
因みに、HSUPA5.7Mbpsにも対応している。
使い勝手が良いのは分かったが、電池はどうなのだろうか。
リアカバーを開けるとドーンと黒い電池が入っていた。
電池パックの型番がSC01と大きく書いてある。
容量は1650mAhとかなりの大容量。
普通の携帯電話の2倍位の容量である。
大容量バッテリーはヘビーユーザーにとっては嬉しいだろう。
カメラの横にmicroSDスロットとFOMAカードスロットを重なるように配置している。
FOMAカードスロットが上。
カメラ周辺にリセットキーを備える。
今後Windous Mobileの新バージョンへのバージョンアップとかはあるのだろうか。
Samsung Electronicsのメーカーの説明員によるとdocomo次第だという。
T-01AがWindows Mobile 6.1からWindows Mobile 6.5へのバージョンアップをする予定であることからSC-01Bもバージョンアップはあるだろうとのことだったので、新バージョンがリリースされて時には期待したい。
国内での3G通信はプラスエリア対応しているのだろうか。
docomoの端末なので勿論800MHzのプラスエリアは対応しているが、1.7GHzの東名阪バンドは非対応である。
東名阪バンドは、海外製端末や薄型機種やその他特殊な機種は非対応である場合も多い。
海外ではGSM方式の通信方式も対応している。
付属品には何があるのだろうか。
先程から散々連呼していたスタイラスペン。
これは付属品として同梱される。
ストラップ式のスタイラスペンである。
本体にはSAMSUNGロゴはないが、スタイラスペンにはSAMSUNGとロゴが入ってた。
充電用のmicroUSBアダプターも付属する。
CD-ROMも勿論付属する。
付属品のメモリーカードはmicroSD1GB。
T-01Aの付属品のメモリーカードはmicroSDHC8GBなので、ちょっと羨ましく感じるかもしれない。
HTC製やTOSHIBA製のWindows Mobile搭載のスマートフォンはSIMカード未挿入状態が一定期間続くとだロックがかかるのだが、SC-01Bはどうなのだろうか。
この辺りはHT-01AやHT-02AやT-01Aと同じ仕様になると思うとのこと。
HT-01AやHT-02AやT-01AはSIMカード(FOMAカード)が未挿入の状態が3ヶ月続くとロックがかかる仕様である。
ロックがかかると、一度リセットしなければならない。
因みに、展示されていたSC-01Bはまだ完全な製品版ではなく試作機の段階なのでロックとかはかからないらしい。
最後に、スマートフォンで気になるのはやっぱりチップセットだ。
チップセットは何を採用しているのだろうか。
クアルコム社のQualcomm MSM6290を採用している。
動作周波数はどれくらいなのだろうか。
800MHzだそうだ。
クロック数が高めなだけあって、サクサク動いていた。
スタートメニューはWindows Mobile 6.5の特徴であるアイコン式になっていて使いやすくなっていた。
全体的にサクサクで、操作途中に固まることは無かった。
タッチオンリーの機種が増える中、QWERTYキーボードを搭載しているのはSC-01Bの大きな強みであると感じた。
思ったよりコンパクトで片手に収まるのは嬉しいが、人によってはキーのサイズが小さく感じる人もいるかもしれない。
また、キーが少し硬い気もしたが、慣れたら問題なく使えると思う。
Samsung Electronics製の前面QWERTYキーボード搭載端末は、Professional EditionでなくStandard Edition搭載の端末が多いがSC-01BはProfessional Editionを採用している。
ディスプレイには正方形のスクエア液晶を採用しており、前面QWERTYキーボードとPrifessional Editionとスクエア液晶が揃った端末は名機と評されるSamsung i780以来である。
SC-01Bはグローバルモデルをローカライズした端末ではなく、docomo向けのオリジナルモデルである。
前面QWERTYキーボードを搭載した端末は日本国内ではまだ少ないので、SC-01Bに期待している人は多いだろう。
実際に触ってみて、なかなか面白い端末機だなと思った。
2009/12以降に発売の機種はカタログは置いていなかった、SC-01Bだけ資料をゲットすることが出来たのでアップしておく。
資料は2種類あった。
A4サイズの片面刷りと、A4サイズの冊子形式のもの。
両方ともスキャンして掲載しておく。
↓これは片面刷りの方。
↓Windows Mobile 6.5とメールサービスをアピール。
↓プリインストールされているアプリケーションを紹介。
↓仕様とターゲット層。
↓片面刷りのと冊子形式のものでは仕様の数値に少し差異があった。
↓粗品のSAMSUNGロゴ入りボールペン。
☆告知☆
SC-01Bのブロガー向け内覧会が行われることが決定しました!!
東京・大阪・福岡の3ヶ所で開催されるので、もしよければ足を運んでみてはどうでしょうか。
内覧会への参加は事前登録制で、概要は下記の通りです。
主催:WindowsフォンFAN ,samsung mobile fan site ,大阪:DUCK ,福岡:FDDM (敬称略)
協力:株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ,サムスン電子株式会社 ,マイクロソフト株式会社
日時,人数,場所は下記参照。
■東京
日時:2010年02月08日(月) 19:15 ~ 21:00 (19:00 受付開始)
人数:50名(先着)
場所:新宿ファーストウェスト 3F 会議室
■大阪
日時:2010年02月09日(火) 19:15 ~ 21:00 (19:00 受付開始)
人数:30名(先着)
場所:マイクロソフト株式会社 関西支店 5F セミナールーム
■福岡
日時:2010年02月10日(水) 19:15 ~ 21:00 (19:00 受付開始)
人数:20名(先着)
場所:マイクロソフト株式会社 九州支店 10F セミナールーム
事前登録や詳細はコチラ から!!
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