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韓国のSK Telecomが2021年通期の業績を発表、5Gは1千万件に



韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは2021年通期の業績を発表した。

2021年12月31日に終了した12ヶ月間となる2021年通期の連結売上高は前年同期比4.1%増の16兆7,486億韓国ウォン(約1兆6,178億7,011万円)、当期純利益は前年同期比61.2%増の2兆4,190億韓国ウォン(約2,336億6,895万円)となった。

5Gなどの加入件数が順調に伸長したほか、関連会社で韓国のSK hynixも好調で、さらに営業費用の効率化も好業績に貢献したという。

業績の発表に伴い分野別の業績も公表している。

MNO分野の売上高は前年同期比3.0%増の12兆1,028億韓国ウォン(約1兆1,643億2,494万円)となった。

全体の72.3%をMNO分野が占めており、SK TelecomにとってMNO分野が最大規模の事業分野となっている。

MNO分野は移動体通信事業者として展開する携帯通信事業が中心となる。

2021年12月31日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数の総数は前年同期比1.6%増、前期比0.9%増の3,188万4,000件である。

契約種別の内訳も公表しており、5Gの加入件数は前年同期比80.3%増の987万4,000件で31.0%、LTEの加入件数は前年同期比15.3%減の1,878万2,000件で58.9%を占めている。

2021年12月31日に終了した3ヶ月間となる2021年第4四半期に5Gの占有率が初めて30%を超えたほか、LTEは加入件数が減少に転じてから初めて占有率が60%を下回った。

なお、5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式を韓国で利用できる回線、LTEはLTE方式およびW-CDMA方式を韓国で利用できる回線を意味する。

2021年第4四半期の韓国ウォン(KRW)ベースのARPUは前年同期比1.6%増の30,740韓国ウォン(約2,969円)となった。

2021年通期の業績の発表は2021年12月31日に終了した12ヶ月間を報告の対象とするため、2022年1月以降の実績は反映していない。

しかし、2021年通期の業績の発表に伴う報道発表資料では2022年1月以降の状況に言及しており、2022年1月に5Gの加入件数が1,000万件に到達したという。

SK Telecomは2022年をSKT 2.0時代の元年として未来の10年を準備すると説明している。

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