au向け5GスマホXperia 5 III SOG05がn41に対応
- 2022年03月12日
- KDDI-SONY
KDDIはSony製のスマートフォン「Xperia 5 III SOG05」に対してOSのバージョンアップの提供を開始した。
2022年3月10日の18時よりOSのバージョンアップを提供している。
OSのバージョンアップを実施すると、OSのバージョンはAndroid 12となる。
主な更新内容のひとつとして第5世代移動通信システム(5G)のサービスエリアの拡大への対応が含まれている。
2.5GHz帯の周波数で整備した5Gに対応することで、5Gを利用できるサービスエリアを拡大する。
なお、OSのバージョンアップは端末単体で実施できる。
目安の所要時間は約25分で、アップデートファイルの容量は約1.1GBとなっている。
正常にOSのバージョンアップが完了すると、ソフトウェアのビルド番号は61.1.D.0.337となる。
2.5GHz帯はKDDIの連結子会社であるUQ Communicationsが割当を受けた周波数で、UQ Communicationsが2.5GHz帯の5Gを整備する。
UQ Communicationsは総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より広帯域移動無線アクセス(BWA)向け周波数として2.5GHz帯の割当を受けており、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と高い互換性を確保した無線方式を導入してWiMAX 2+として展開してきた。
しかし、周波数を有効活用するために2.5Ghz帯で5Gの無線方式であるNR方式を順次導入することが決定している。
2.5GHz帯のNR BandはFR1のn41となるため、Xperia 5 III SOG05はOSのバージョンアップに伴いn41に対応することになる。
Xperia 5 III SOG05はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が2021年11月12日にauのラインナップで発売した。
auのラインナップでは複数のデータ通信端末がソフトウェアのアップデートを通じてn41に対応したが、KDDIの製品として展開するスマートフォンではn41の追加はXperia 5 III SOG05が初めてである。
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